■  謎だらけの『住人』

 
 
じわりじわりと、ヒカリノミチシルベに
ハマッてくださる方が増えていて
本当に嬉しいですえーんキラキラ
 
 
『怖くて明るくならないと読めません!』
という方は、ぜひ夜はこちらから読んでみて
くださいね♪
(ちゃっかり宣伝ハート 顔21笑)
 
 
 
 
 
今日のブログは、ぜひ心して
読み進めてくださいね...
 
怖いか怖くないかは
あなた次第です・・・フッふふふ
 
 
《これまでのお話》
 
《前回の記事》
 
◆ 下駄の鳴る音、手を叩く音...
 
 
アパートに住み始めて丸7年。
 
 
入居者の入れ替わりが多いアパートへ
また新しく誰かが引っ越してきた。
 
 
 
 
中年の女性とおぼしきその人は
1階の角部屋に住み始めたようだ。
 
 
 
 
比較的、住人同士は仲が良く
挨拶をしに来てくれる住人がほとんどの中、
 
角部屋の『その女性』は
全く挨拶に来る気配がなかった。
 
 
 
挨拶をしないのは
珍しいことではないけれど、
 
1ヶ月が過ぎたあたりから
どんどん気になることが出てきたのだ...。
 
 
 
 
ある日の夜、
私は夫に疑問を投げ掛けた。
 
 
『ねぇ、パパ。大家さんさ、角部屋に夫婦で入居してきたって言ってたよね?旦那さん見たことあったっけ...?』
 
 
『そういえば、一回も見たことないな。出稼ぎとかなんじゃないか?別に今時、そんなに珍しいことでもないんじゃないの?』
 
 
『そう...かなぁ...。でもさ、な〜んか変なんだよねぇ...』
 
 
季節は初夏になろうとしていた。
 
 
町内会の回覧板係りになった私は
町内会費をもらうために、
担当地区を順番に廻って歩いた。
 
 
 
最後の最後に
『その女性』の部屋を訪ねたのだが、
何度チャイムを鳴らしても出てこない。
 
 
 
(留守...なのかな..)
 
 
 
帰ろうとしたその時、
カチャッとドアノブが回る音がした。
 
 
『○○さ〜ん?町内会.......ひぃぃぃっ!!』
 
 
ドアを開けた瞬間、
部屋の奥から異様な煙と
顔を隠すように現れた女性に
私は叫び声をあげた。
 
 
 
『...あの〜...町内会費を...』
 
 
『・・・・・・・ナイ・・・・ナイッ!!』
 
 
 
バタンッ!!
 
 
この時、部屋の奥には確かに
別な人影が横たわっているのが見えたのだが、見間違いだったのだろうか?
 
 
 
 
 
 
.....その日の夜7時半頃だった。
 
 
 
 
カンッ..カンッ...カンッ!カンッ!
 
 
 
2階アパートから下を覗くと
街灯の下に中年女性が立ちながら、
足早に下駄を鳴らしている姿が見えた・・・
 
 
『ちょっと...!!パパ!!何なの、あの人!!めちゃくちゃ怖いんだけど...!!!』
 
 
『なんなんだ!?あれ・・・まじめに、こえ〜な』
 
 
カンッ...カンッカンッカンッ!
 
カンッ!カンッ!カンッ!
 
 
パンッ!パンッ!パンッ!
 
 
 
下駄を鳴らす音とともに
かしわ手のように
激しく両手を鳴らし始めた。
 
 
首を高速で左右に振り、下駄を鳴らし、
両手をパンッパンッと鳴らし続ける...
 
 
 
その姿に私と夫、長男は
ただただ言葉を失った...
 
 
静寂の暗闇に鳴り響く
下駄と、かしわ手の恐怖の旋律...
 
 
そして、なんと女性はそのまま
暗闇へといきなり走り去ったのだ。
 
 
 
 
女性は霊などではない。
 
間違いなく生きている人間なのだ。
 
 
それなのに、なぜこんなにも
恐怖を感じるのか・・・?
 
 
 
 
それは
 
とうとう現実に現れたから...
 
 
 
ほら....
 
もう、あなたの目の前まで...
 
 
 
〜つづく〜
 

 

 

 

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