Dのベッドには4人が入れ代わり立ち代わり。
D3さんは全く意識がなく、モニターをつないでおられるんやけど、
しょっちゅう、規定値から数字が外れると警告音が鳴るのと、
夜中も関係なく、数時間おきに痰の吸引があるので、
私は落ち着いて寝ることが出来なかった。
それでも看護師さんは優しく声をかけて
「吸引するね~。ちょっとしんどいけど、我慢してね~」と言われる。
2日ほどお隣さんだったけれど、別の部屋にうつっていかれた。
D4さんは耳の遠いおばあちゃんだった。
とにかくシモが気になる。
ベッド横に設置されたポータブルトイレの蓋が壊れる勢いで
ばあああああああああん。 と、音を立てて閉める。
昼間も夜中も関係なく。
その音でナースステーションから看護師さんが走ってこられるくらいやから
本当に爆音やった。
そして、同じく時間に関わらず大声を張り上げる。
「おむつ替えて!!!!!」
「トイレ連れてって!!!!」
「お茶、熱いのんにして!!!」
「お薬、自分で飲むからほっといて!!!」(父と一緒で捨てる・隠す・指摘するとキレる)
たんびたんび、看護師さん、看護助手さんたちが対応される。
いやもうこれ激務としか言いようがない。
そしてラスボスやったのがE2さんやった。
私の退院前日に入院してこられた。
一見、言葉遣いも丁寧で受け答えもしっかりしているように思われるが、
父と同じ香りがする・・。
ナースコール魔やった。
言ったことをすぐに忘れるので、数分おきに鳴らしては、同じ質問を繰り返す。
夜、とうとう看護師さんが
「E2さん!ナースコールはおもちゃじゃありません!! 鳴らさないで!!って
何度言っても、すぐに忘れるから、スイッチは少し離します!!」
と、手の届かないところに・・。
ところがこれが仇となった。
大声で叫ぶのだ。
「すみませええええええええん」
数分おきに
「すみませええええええええん」
同部屋の人間には騒音だが、ナースステーションまでは声が届かない。
それも私の隣だったので、50cmほどのところで大声で叫ばれているので
さすがに
「うるさくて、寝れないです」
と、声をかけてみたら、1回目は
「ごめんなさい」
と、数分後には
「すみませええええええええん」
だめだこりゃ。一晩中このままか?
と、部屋を出て、広間で一旦、心を鎮めようと・・。
そしたら同部屋の別の人がクレーム出したみたいで、
看護師さんや助手さんたち数人が、パタパタとナースステーションを出たところで
私を発見し
「ちゃとのママさん、ごめん!!寝られへんかったんやろ??
今、E2さんのベッド動かすから、もうすぐ静かになるし、もうちょっと待って!!」
それが23時半ごろだったか。
いやもう本当にね。激務です。
小学校の頃に、看護師さんになりたいなぁ。なんて思った時期もありましたが、
ごめん。無理です。
頭が下がります。
感謝しかないです。
そんな訳で5日から13日まで8泊9日で入院しました。
先生に一日でも早く退院したい。と言ったら、まだちょっと渋い顔されてたので
今度こそ、無理しないように。と、父も、あとしばらくショートステイで預かって
もらえることになっています。
いろんな意味で、知らなかった世界を知りました。
私自身も自分は頑丈で絶対に体は壊さない。と、思っていたので、
それもあかんのやな。と、思いました。
これからは、もうちょっとやわやわとやっていかないと。
仕事も思いっきり穴をあけたし・・。
それでもこれまたラッキーやったのは、
子供たちが成人してたこと。
主人がいない代わりに助けてくれるお友達がいたこと。
ケアマネさんが本当に親身に動いてくださったこと。
いっぱいプラス要因が動きました。
ありがたやです!
長きにわたって、読んで下さり、これまたありがたやです!
早く通常運転に戻れますように・・。