関西に戻って約7年。
この間、刻々と悪化していく父の状態。
だが、下弟の反対にあって父を物忘れ外来に連れていけなかった。
「俺の親父を認知症の呆け扱いするな。
年取って、多少分からんようになってきただけやろ
なんでわざわざ親父を傷つけるようなことするねん」
と、激しい言葉で遮られて、ずっと調べることなく、ここまできた。
いや。私も娘やし・・。
父に診断結果を伝える気もそもそもなかったけど、
一度掛け違えた感情は、そうそう簡単に戻るものじゃないわな。
血が濃いほどややこしいとはこのことや。
が、私が近居になり、1日3回、食事や身の回りの世話。
服薬確認などするうちに、
上弟同様、下弟もほぼ様子を見にくることも無く、
父への電話も月1回程度と、父の状況が分かってるとは
到底思えない状況だと分かった。
そういうことで、5月に入ってから血液検査、MRI、簡単なテストを
やってみて、ここにきて現状を知ることが出来た。
結果は中程度から先に進んだアルツハイマー型。
海馬と脳の萎縮が見られるとのこと。
ようやく本当の状態を知れて、スタートラインに立てた気持ち。
もしも認知症薬を出されても、それはお断りしようと思っていたが、
先生からは薬の「く」の字も出なかった。
良かった。
そして3日ほど前から、猛暑なのに
父、鼻水、咳、くしゃみが止まらず、
その猛暑から一転、今日は朝から涼しく、
長袖を着せ、念のために内科に連れていこうと迎えに行くと、
「寒いから着替えた」
と、半袖に着替えている。
もう訳が分からない。
いや分かろうとしなくていい。
本人なりに考えて、ちゃんとやってるつもり。
と、私自身をなだめる。
もしかして自動お掃除機能はあるものの、
クーラーのカビじゃなかろうか?と、思っていたが、
先生からは「風邪です。急にアレルギー出ませんよ」との診断。
高齢になると、ちょっとした冷房でも風邪のもとになるんやな。と、
また一つ勉強。
とりあえず平熱なので、様子見。
晩御飯にはいつも通り、消化の良いあったかいもんを作っていこう。