先日じんわりと感動し2回見た映画、

「花束みたいな恋をした」




 

の中に、


今日のタイトルのセリフが出てくる。

 



「その人は今村夏子のピクニックを読んでも

何も感じない人だと思うよ」


(正確じゃないけどこんな言葉)



2回も、出てくる。

 

 


気になったので、買った。

 




余韻がすごくて、、

2回読んだ。

 

 

「ピクニック」は

今村夏子さんの「こちらあみ子」の中にある

短編のひとつ。

 

 




読みながら、


何とも言葉にしがたい感覚、

あえて言うなら「ぞわぞわ」?とした

そんな感覚がずっとあった。




七瀬さんという女性と

それを取り巻くルミという女の子たち、

その関わりがルミたち目線で語られてゆく。




読みながら、


もしかして・・・?

というモヤモヤしたものが

途中で確信に変わりつつも、

モヤモヤのようなものは残ったまま物語が終わり、

しばらくボーっとする。




一見やさしさを感じるようで、

そうではないものも隠されていて、


すぐにもう一度、読みたくなる。




物語の中で一見イヤなヤツとして

描かれていた女の子がいるのだけど、


その子目線での物語だと

全然違うものになるんだろうなぁと想像した。



真実は人それぞれに存在する。





そうそう、



先日このコミックエッセイも読んだのだけど




この「つづ井さん(オタク)」が、

自分の推しの男性の「ない話」(妄想)を

あれやこれやと作りあげ楽しそうに語りまくる場面が、



「ピクニック」の物語とリンクし、

読みながらふと思い出した。


(この話伝わる人いるか・・・?笑)





「ピクニック」というタイトルになっていることにも、


ボーッと想像を馳せたくなる物語でした。




「こちらあみ子」という物語を読んだ後に読んだのも良かったな。