アメニモマケズ
←差し入れ弁当。
このところ、ずっと引っ越しである。
ずっと引っ越し?そう。
ずっと引っ越し。
お金がない。 そりゃ、一年前に引っ越したところで、またまた大出費である。
お金がある訳がない。所謂ところの引っ越し貧乏である。
だから、自分で運べるものは、仕事が終わってから、自分のトッポと台車で運ぶ。幸い、転居先は前宅のすぐ近く。台車で家財が運べるくらいだかあら、何とか自分でやれる。
先週の日曜日、新居でばたばたしていると、前宅の隣の奥さんが「どらさ~ん。」
お!初めての来客!開けてみると、これ、差し入れです!
っと手渡されたのがこれ。
肉巻きおにぎり。
カミさんもつらい体を圧して手伝ってくれている。飯までに手が回るわけがない。
いい加減、アタシもしんどい思いしているのがつらくなってきていた矢先。
心に染みました。
ありがたく、おいしくいただきました。
折しも土砂降りの雨。
雨にも負けずといいたいところだが、本当に、気持ちが萎えるほどの大雨の週末。
なぜこんな時に引っ越しなのか~!
で、この題名にしたのではない。
隣に住んでいただけなのに、赤の他人が気を遣ってこうして炊き出ししてくれる。
自分にはなんのメリットもないのに。
この宮沢賢治の詩歌の一節にこういうのがある。冒頭の「アメニモマケズ・・・・」はあまりにも有名だけど、これも人の道。
「アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ 入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ」
全てのことに於いて、自分の私利私欲を捨て、よく見聞し、検証し、理解し、そしてそれを忘れないこと。
恥ずかしくなる。
わかっていながらも、これはできることではない。
でも、深く心に留め置きたいものである。
アンパンマンになるためには宮沢賢治からも学ばなければいけないのだ。