昨日、母親とのことが原因か、寂しいが襲ってきた。
幸せなのに、寂しい。
取り残されたような寂しさだった。
今朝も仕事への足取りが、少し重いな…
なんて思いつつ、いつものように並んで電車に乗り込む。
ま、ちゃっかり座りながらね。
油断したらため息が出そうなほど、気分が落ちてるなと思って、発車を待つ。
とね、座るなり隣のおばさんが、ガサゴソ何かを取り出した。
えっ?取り出したのペラペラの炊飯器の取説だ。
最初のページから熱心に読み出した。
とても不思議な光景に、色んな妄想が浮かぶ。
お店で、新しい炊飯器の説明をする人なのか?
にしては、ご年配だなぁ…
お家で、新しい炊飯器を購入したのか?
どちらにしても、熱意のある熟読ぶり。
満員電車には、とても似つかわしくない光景に、迫力さえ感じられる。
脇目も触れず、座った途端ササッと取説を取り出す姿に、なんか妙に感銘した。
その光景に、想像が広がり、なんか自分の寂しさがどうでもいい気になった。
なんかね、こんなおばさんになれたらなと思った。
満員電車で取説を堂々と読む…しかも炊飯器
我が道を行く、そんなことを教えられたな。
自分の世界を楽しもうかな。
朝からおばさんに救われました。
