サロンや施術の話
そして占星術・マヤ暦等に
ついて
人生を自分で豊かに生きる
をテーマに
また映画・ドラマ・音楽・小説など
私Yukoが日々
感じたことからの
気づきを
お話しています
やった~~~![]()
確定申告が終わりました~!
今年はなんと
提出期間前に終了するという快挙!
毎年確定申告が終わってようやく
本格的に2025年が始まる気がします
さて
そんな中
先日観た
「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」
久々の
スペインのペドロ・アルモドバル監督の
初の長編英語作品で
2024年ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞
映画祭では20分間の拍手喝采だったとか
主演は
ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーア
2人のオスカー女優のダブル主演という豪華さ
私あまり下調べせず
観に行ったのですが
いやあ
素晴らしかった
以下少しネタバレあり
いわゆる「安楽死」がテーマではあるのですが
そのゆくえというより
もっと根本のその人の価値観が
問われる内容です
主人公たちは私より少し上の年代
(主演2人は1960年生まれ)で
日本だといわゆるバブル世代
映画ではNYの大手新聞社の元同僚という設定なので
こちらもヤッピー世代なのかな
(ヤッピー知らない人はググろう!笑)
2人は戦場ジャーナリスト(マーサ)と
小説家(イングリッド)として
それぞれの道を歩み
長らく音信不通だったのが
マーサが闘病していることから
親交が復活し
イングリッドがマーサを支え寄り添うようになる
狂乱の80年代を謳歌し
またそれぞれ仕事に邁進して
まさに人生を自分で勝ち進んできた
マーサ(とイングリッドも)は
2人が離れていた間の
戦場ジャーナリストとして経験した
戦場での出来事や
断絶している娘との軋轢の原因
娘に隠してきた父親(元恋人)のこと
かつての熱い恋の話など
今まで生きてきた自分の人生を
イングリッドに
とにかく語りまくる
死は怖くないし
楽しみだと言うマーサの真意は
かつての戦場と同じように
負けるか勝つか
勝つまで諦めないのか
彼女のこれまでの人生への自信が
垣間見える
でも
病とそこから
見えてくる死には
抗えないのです
やがて
マーサはある決意を決める
今まで自分で決めてきた人生を
自分の尊厳を守るため
自分で最後を決める
そしてその決意をイングリッドに打ち明け
自分の人生の最後に
いてほしいと頼む…
表題の
「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」
は隣の部屋
という意味ですが
最後の瞬間に
手を取る近さではなく
で気配を感じることができる距離
隣の部屋にいてほしい
と頼むマーサに
深い共感を得たのは
私も彼女のような
自由さと孤独を抱えるからかもしれません
彼女のように
一番近しい身内であるこどもと
取り戻しがきかないほどの誤解を抱えてる
わけではないけれど
子どもよりも先に
自分を優先してきたのは否めない
自分が決めてきたことに
迷いも後悔もないし
だから死に対しても
自分が向き合うと決めた
だけど
気配を感じる場所に
いてほしい
これって
まさにこれからの時代(冥王星水瓶座時代)
を象徴しているなとも
思います
凛とした孤高のひとマーサを
ティルダ・スウィントンが
たおやかな中に強さをもつイングリッドを
ジュリアン・ムーアが演じていて
この二人の組み合わせと配役が
とにかく
素晴らしいのひと言
ティルダが監督に
ジュリアン・ムーアを推したそうですが
この二人
ほんとうにタイプが違うんですよ
映画でもそれがうまく出ていますが
でもその根底には
同じものが流れている
というのも今回よくわかりました
共通点は
底知れぬ不可思議さと深さ
映像がまた素晴らしくて
特に色彩とインテリアやアートは
さすが
アルモドバル監督
(アート作品は監督の私物が多いとか…)
マーサとイングリッドの
ファッションと色のセンス
(緑と青と赤の組み合わせが最高
そして最後に印象的な黄色
なのに全くドギツさがない!)
そしてそこに絶妙に
映える雪
印象的なシーンに雪が降るのですが
これは
ジェームズ・ジョイスの
「死者たち」を原作にした映画
「ザ・デッド」のオマージュだと思われます
実際映画の中で
マーサとイングリッドが観る映画は
この「ザ・デッド」で
マーサがイングリッドの膝に横たわる
場面は永遠の美しさと慈愛に満ちています
この「ザ・デッド」
巨匠ジョン・ヒューストンの遺作でもあり
ここもまたアルモドバル監督のオマージュ
なのかもしれません
私は生と死は同時存在すると
思っているのですが
この映画でも
生を味わい尽くして
死に向けての新しい旅ととらえるマーサと
生を味わうからこそ死への恐怖がぬぐえない
イングリッドの対比から
マーサの最後の日々を通して
2人がそれぞれの
生と死の向こう側を
見つめていく過程を
時に明るく時に強く
時に優しく
そして静かに降り注ぐ雪の如く
見つめてゆく中で
同じ感覚を見た気がします
それは
あたかも
ジェームズ・ジョイスが言うように
すべての生者と死者の上に
降り注ぐ雪のように
ここには
監督自身の
人生を通して見つめてきた
人生が凝縮されている
映画を観終わった後
エレベーターの中で
一緒になった女性が
「いい映画でしたね…」
と呟かれて
思わず一緒にパンフレットを
購入しにいきました笑
ああ
できればそのあと
じっくり語り合いたかった…
というわけで
この映画観た方
ぜひ語り合いたい♪
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