Yahoo!記事を読んでいて驚いたことがあります。
今、学校からアルコールランプがきえていっているそうです。
理由が、、「児童・生徒が実験机から落とす可能性がある」「アルコールが少なくなると、ランプの中でアルコールが気化し、爆発する可能性がある」だそう。
代わりに使用されているガスバーナーだったら危険度が少ないのかって話になるけど、ガスはアルコールランプの比じゃないくらいに高温まで温度をあげられるし、燃えていないと気体の色が透明だからコックをひねりっぱなしでもわからないんじゃないのか、アルコールランプはランプに入れている分が気化すりゃおしまいだよと突っ込みたくなった。まあ、アルコールが気化したら危険ですけどね。
それにジャポニカ学習帳の表紙から昆虫のものが無くなった理由もすごいけど。
今の世の中、危険なもの、気持ち悪いものを排除しすぎだと思う。
『子供のためを思って』というけれど、本当にそうなの?
子供のためというならば、逆にそれらは必要ではないかと思ってしまう。
たしかにアルコールランプを使うことなんて大人になったらほとんどないし、都会に住んでいれば昆虫なんて見る機会はGさん以外はないだろうけど。
危ない、危険。
だから排除。
短絡過ぎると思うのは私だけ?
危険なものから遠ざけておいて、いざその場面に出くわすと対処ができない、なんてことにならない?
随分と前に、友人が「変な臭いがする」といって電話をかけてきたことがある。
家が近かったので、外に出て臭いを嗅いでみると、たしかに臭うけれど住んでいるところは準工業地帯。嗅いだことがないわけでもない臭いだなあと危機感はなかった。
ところが友人は「臭う」と周りの人に聞きまくり、消防車も数台やってきて異臭騒ぎになった。
結局のところ、近くの工場が出している臭いが風向きが違ったことで我が家付近に流れてきただけだった。
その工場の近辺では何曜日と何曜日はこの臭いがただようから外で洗濯物を干さない、なんて当たり前だったそう。
彼女はそのことを知らなかっただけ。
そういえば最近たき火も禁止されているから、樹の燃える臭いも知らない子がいると思う。
神社の篝火に平気で石や砂をぶちこんでいる子供もいたし、それを咎める親がいないのも凄いなと思うけど。
(ちなみに石を入れている子を叱ると、親が私を睨みます。自分の子どもが悪いことをしてもそんなことはない、初めに注意していない大人が悪いと責任転嫁しまくって子供を正さない自分と子供を正当化するのはすでにデフォですね)
情報を知っていること、対処を知っていることはとても大切だと思う。
けれど昨今の「クレーマー」対策に対する過剰すぎる反応で、将来必要になるだろう危険回避能力を子供の頃に殺がれているような気がする。
このままいくと、彫刻刀も危険だということで美術の授業からなくなりそう。
子供の頃は大人の保護下にあるから危険なことは少ないのに、さらに少なくしてしまってどうするんだろう。
綺麗なものばかり見せて、汚いもの、危険なものからは遠ざける。
それが本当に子供のためだと思っている大人の多いことに恐怖を感じるのは私だけかな。