みんな元気ですか![]()
ボクは夢の中で時々ファルコンに変身する・・・![]()
先日ボクはヨーロッパのキリスト教の教会の地下には
それよりも古いケルトの祈りの場所が時々あることを紹介した。
そんなお話の一つ・・・
ボクは夢の中で、友達になったパリの街の精霊
ジュヌビエーブに会いに来た。
ジュヌビエーブ(ジュン)は自分の命を犠牲にしてパリの街と
そこにある古い建物やセーヌ川にかかる橋や全ての
芸術作品を末期のナチスドイツのパリ全面破壊工作から守った。
だから絵画や彫刻や建物の精霊たちがみんなでジュンが
パリと芸術を守る精霊になれるように神様にお願いししたんだ。
ボクはジュンと知り合って間もないこの日彼女に案内されて
本当のパリ・・・そして古いヨーロッパの姿を知ることになる。
そのお話しがこちら・・・
ボクはジュンとパリのセーヌ川の河畔のマレー地区にある
裏通りのカフェに二人で人間に変身していろんなお話をしていた。
ボクはジュンと同じ方向を向いて隣に座っている。
パリのカフェでは人がお互いに向き合って
座ることはあまりない。
お互いに同じ方向を見るんだ。
通りを行きかう人々や、そのカップルの未来とかを
眺めるともなしに眺める。
あたたかい日差しが二人を包みこむ。
ボクのファッションは上海時代のテンゾースタイル・・・
(テンゾーは第2次大戦前夜、上海にいたたくさんの
ユダヤ人をナチスドイツから守った日本人。
上海のゲットーから多くのユダヤ人を救いだした。
でもそのために可愛い一人娘の「ワコ」が犠牲になった…。
この事はずっと前に「龍が通れば」というお話に書いた。
淡いベージュのラフなコットンスーツに白いパナマ帽。
オリエンタルチックでエキゾな顔立ちはちょっとイケメン(あは!)
ジュンはだれでもがふりかえるほどの美人さん。
透き通ったような肌はまるで淡い光に包まれているよう。
彼女のきれいさに比較できる物は多分ない。
だってパリで一番きれいな精霊なんだから。
もちろん人間に変身していてもそれは隠せない。
二人が一緒にいると誰もがふりかえる。
「あっ、おお~」とか、フランス語で「メ、ウィ~」とか言って。
で・・・それはおいといて(でへへ!)
このひと時はボクにとっては宝物。
ボクたちは歴史の話をしていた。
その日ジュンはボクを古い教会に連れて行ってくれた。
そこはパリから一時間くらい離れたシャルトルの大聖堂。
精霊の移動は瞬間だから一分もかからないけど・・・
12世紀頃に建てられたとされるこの大聖堂は
ヨーロッパの歴史そのものなのと彼女は言った。
セーヌ川の中州シテ島にあるノートルダム大聖堂より古い。
二人は大聖堂の中にはいった。
内部は祭壇に向かって建物が十字のような形をしている。
四つの方向から中央に向かって礼拝が出来る。

(シャルトル大聖堂西側/ウィキぺディア)
中にはいるとものすごく広いんだ。
長い時の中で刻まれた人々の祈りの空気に満ちている。
ボクには重い空気のような気がした。
見上げるとはるか上の方には古そうな青いステンドグラスを
通して重厚だけどきれいな光がさしていた。
この青色は特にきれいでシャルトルブルーって言う。
ステンドグラスの中の聖人と一緒に描かれた魚が
とても不思議に見えた。
なぜ魚の絵があるの?ってボクは思った。
それに対してジュンはすぐに返事をした。
彼女はそれが戦いの歴史の象徴だって事だけ教えてくれた。
精霊同士はお互いに言葉でしゃべらなくても
思っただけで会話ができる。
ビジョンで話しが出来るんだ。
文章を相手に伝えるんじゃなくて大容量の映像を一挙に
相手に電送するようなもの。
だから言葉の表現の違いによる誤解はほとんどあり得ない。
この点人間は面倒が多い。
彼女はさらにボクを大聖堂の地下深く連れて行った。
そこは建物が出来てからおそらく何百年も
誰も入った事のない場所だった。
これからも誰もはいることのない封印された地下。
ボクたちみたいな精霊だけしか入れない。
外から見ても入り口があることは一切分からない。
秘密の地下にははもうひとつ教会があった。
と言うよりも確かに祈りのための場所だということだけはわかった。
でもキリスト教の教会ではない。
まるでインディ―・ジョーンズの映画の世界みたい。
ジュンはこれが歴史なのと言った。
ボクにはその意味がわかった。
ここには教会が建つはるか以前から違う文明があったんだ。
ある時代にはケルトと呼ばれた人たち・・・
またそれ以前にはウィッカと呼ばれた人たち・・・
それらの文明はドルイドの精霊に導かれ
大地のエネルギーの強いところに祈りの場所を作った。
彼らはひとりの神ではなく大自然の精霊をあがめた。
そしてその文明とキリスト教徒の間で激しい戦いがあった。
教会はそんな場所の上に建てられた。
ハロウィ―ンは・・・その時の戦いを記憶する
ケルトの大晦日の恨みの儀式。
キリスト教とは関係がない儀式・・・

(ジャックランタン/ウイキペディア)
このシャルトルだけではなくヨーロッパ中で同じことが行われた。
歴史は繰り返され・・・時が下りそれは魔女狩りに姿を変えた。
それがうお座の時代。
宗教が負った宿命のようなものを少し感じた。
それはいつか返さなければならない
大きな負債かもしれない・・・

(んー、これもまた隠された歴史のお話だね・・・
)