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🐘リングリングサーカスの象たちが、保護区へ

やっと、解放され。本当に良かった。同じ人間として本当に申し訳ない思いでいっぱいになります。

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米国の元サーカスゾウ、引退後は広々した保護区で余生送る

2021.06.12 Sat posted at 12:45 JST


(CNN) 米フロリダ州セントラルフロリダで長年、サーカスの観客を楽しませ、数年前に引退した元サーカスゾウの群れが、野生生物保護区の「新居」で余生を送っている。

フロリダ州ジャクソンビル郊外にあるホワイトオーク保護区に最近、12頭のメスのアジアゾウが到着し、松林、池、湿地、広い草原のある環境に放たれた。同保護区が明らかにした。

今回保護されたのは8~38歳のゾウで、以前は2017年に解散した米国のサーカス団「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」に所属していた。

ホワイトオーク保護区を所有し、リングリング・ブラザーズからゾウたちを購入したウォルター家の保護責任者を務めるミシェル・ガッド氏によると、このゾウたちは全頭、米国生まれで、自然環境の中で生活した経験はないという。

ゾウたちは人間のそばにいることに慣れているため、飼育小屋の周りにたむろしてしまうのではないかとガッド氏は心配していたが、意外にも、ゾウたちは森の中で寝たり、自分たちだけで数日間の冒険に出ることもあるという。

リングリング・ブラザーズは、動物の扱いに関して動物愛護団体や規制機関から度重なる批判を受け、2016年にサーカスゾウたちを引退させた。そして翌17年の公演を最後に100年以上の歴史に幕を下ろした。

人馴れしているゾウたちだが、森で寝たり、ゾウたちだけで数日冒険に出ることもある

またホワイトオークは、メスのゾウたちが以前住んでいたフロリダ州ポルクシティの飼育場も購入した。ガッド氏によると、この飼育場はホワイトオーク保護区に比べてはるかに小さく、木も保護区ほど多くないという。

アジアゾウは絶滅危惧種に指定されており、世界自然保護基金(WWF)によると、野生のアジアゾウの数は推定4万~5万頭にすぎないという。かつてはアジアの大部分を放浪していたが、現在の移動範囲はかつての15%に限られている。また彼らは、密猟、生息地の喪失、人間との衝突の脅威にもさらされている。

ガッド氏によると、このアジアゾウの群れは2組の同父母姉妹と数組の異父(異母)姉妹を含んでおり、過去2年間生活を共にしてきたという。また彼女たちはポルクシティの飼育場にいたゾウの中でも最年少のゾウたちで、(新しい環境への)順応性が最も高いと期待された。

広さ2500エーカー(約10平方キロ)の土地で進んでいる追加の建設が完了し次第、ポルクシティの飼育場から連れてくる最大20頭のゾウがこの群れに合流する。この広い土地は複数の居住区に分割して、群れごとに別々に生活させることもできるし、一部のゾウを分離することも可能だ。また、この土地にはハイテクの獣医用機器を備えた3軒の飼育施設も建設される。

第2の飼育施設は来年建設予定だが、建設は急がない、とガッド氏は言う。ガッド氏は「常にゾウが最優先」と述べ、さらに次のように続けた。

「われわれが重視しているのは、ゾウたちをこの場所に慣れさせ、平穏に過ごさせてやることだ。そして建設作業員を入れず、騒音も立てず、追加のゾウたちもすぐには連れてこないで、しばらくの間この場所全体を彼らだけの空間にしてやりたい」

保護区は規模を拡張する予定だが、ゾウの事情を最優先に急がず進める方針だという

ガッド氏によると、ポルクシティの飼育場にいるゾウのうち8頭はオスで、彼らは異なるレベルで要塞化されたフェンス、小屋、輸送手段によって他のゾウたちから離しておく必要があるという。

ガッド氏は「オスのアジアゾウは、互いに我慢し合う、結束力の強い群れは形成しないと考えられている」とし、「そのため、オスゾウ専用の複数の居住地と飼育小屋が完成するまで彼らをここに連れてこない」と付け加えた。

またポルクシティの飼育場には、米国最高齢のメスゾウの一部が暮らしているが、その中には、環境の変化やホワイトオークまでの300キロ以上の移動にうまく対応できないゾウがいるかもしれない。また高齢のゾウの輸送には、そのために特別にカスタマイズされた輸送トラックや獣医、飼育係が必要だ。

ガッド氏は「彼女たちをここに連れてこられなかったとしても、彼女たちが死ぬまで(ポルクシティの飼育場で)世話を続ける」としている。