『脳に悪い7つの習慣』
第7章 脳に悪い習慣⑦――めったに人をほめない
脳の神経細胞の本能は次の3つでした。
1.「生きたい」“寻求存活 xúnqiú cúnhuó”
2.「知りたい」“寻求知识 xúnqiú zhīshi”
3.「仲間になりたい」“寻求同伴 xúnqiú tóngbàn”
そして、神経細胞が集まって、脳組織を構成し、好きとか、理解するなどといった機能を生み出すのですが、この機能を守るために2つの第二段階の本能が生まれると林先生は言います。
その2つとは;
1.「自己保存」(脳は自分を守ろうとする)“自我保护 zìwǒ bǎohù”
2.「統一・一貫性」(統一性、一貫性が保てなくなるような情報を避けようとする)“统一、一贯性 tǒngyī 、 yīguànxìng”
という2つのクセ。
この2つのクセについてあまり説明してきませんでしたが、この2つのクセがあることを理解すると脳のしくみがよくわかります。
特に、「自己保存」というクセは過剰に反応すると人を傷つけ、自分をも傷つけることになります。
知らず識らず人を傷つけたり自分を傷つけたりしているので、是非、林先生の本を読んでいただきたいと思います。
脳の神経細胞の本能には「仲間になりたい」というものがあります。
そして、第二段階の本能の「統一・一貫性」があります。
「統一、一貫性」は「できれば同じにしよう」というクセ。
これらから、
脳は何かと「相手に合わせよう」「相手と同じにしよう」としてしまうものなのです。
大脑会从各个方面来“配合对方”,“与对方保持一致”。
Dànǎo huì cóng gègè fāngmiàn lái “ pèihé duìfāng ” , “ yǔ duìfāng bǎochí yīzhì ” .
脳の神経細胞が一人では何もできないのと同じように、私たち人間も一人では何もできません。
だから「仲間になりたい」のですが、「生きたい」という本能から「自己保存」というクセもあり、これが過剰反応すると、自分を守るために人を傷つけたり、犠牲にしたりする。
すると、回り回って自分自身を傷つけることになるのですが、人は本能に逆らうことができない。
このようなことも林先生は言っていますが、ここでは、脳が「相手に合わせよう」「相手と同じにしよう」とすることに注目します。
脳が「相手に合わせよう」「相手と同じにしよう」とするからコミュニケーションすることができますし、通訳をするときにも話し手や聞き手に「合わせよう」「同じにしよう」とすることで言葉以外の気持ちなどを理解し、それを伝えることができるようです。
このことには脳の神経細胞が「発火現象」を起こし、それが「同期発火」しさらに「同期発火連鎖」することが関係していて、
「気持ちや考えが伝わるしくみ」
につながっていくのですが、今回はここまでにさせていただきます。
まずは、
脳は何かと「相手に合わせよう」「相手と同じにしよう」としてしまうものなのです。
大脑会从各个方面来“配合对方”,“与对方保持一致”。
Dànǎo huì cóng gègè fāngmiàn lái “ pèihé duìfāng ” , “ yǔ duìfāng bǎochí yīzhì ” .
ということをご理解ください。
そうすると人は本来、敵対しようとはしていないということがわかるので、生きやすい世界を作ることができると思うのです。
