もう数年前になりますが、中国ビジネスから足を洗い、日本で中国語を教えて生きて行こうと思ったときに、落語を活用して学習できないかと思ったので、
「落語DE中国語」
なるものを公開していたときもあるのですが、それはこの桂枝雀師匠がおられたからです。
この本の中に出てきますが、桂枝雀師匠は大阪の本町のHOEという英会話スクールで英語とそして落語を英語にすることをされたのですが、当時はまだそのスクールがあり、おたずねしたこともありました。
でも、間もなくこのスクールの代表の山本先生がお亡くなりになり、また、私自身も中国ビジネスに戻ったりして「落語DE中国語」構想は忘れていたのですが、最近、アルバイトで英語が必要となり、実家に戻って昔の本を色々見ているとこの一冊があり山科に持って来て改めて読んでいます。
いやーやっぱりこの本はいいです。
英会話ができるようになるコツ満載。特に理屈好きな日本語を母語とした人たちにとっては福音だと思います。
帯にある、
「コミュニケーションの極意はアクションと情にあり」
今日は「アクション」についてご説明しますが、枝雀師匠の最初のレッスンは、
“Pick up the pen.”
机の上にペンを置き、それを取り上げながら、
“Pick up the pen.”
そして取り上げたペンを再び机に置きながら、
“Put it down.”
これを繰り返す…。
中国語では、
“把 钢笔 拿 起来。”
“Bǎ gāngbǐ ná qilai.”
“把 钢笔 放 在 桌子 上。”
“Bǎ gāngbǐ fàng zài zhuōzi shang.”
とちょっと高度な表現になると思いますが、それはさておき、HOEの山本先生の考えは、
「頭だけで考えてはいけない。言葉は頭ではなく、体全体で覚えるものだ。」
そしてこれが山本先生のおっしゃるアクション・イングリッシュです。
中国語をマスターするのに、語劇を演じる。というのが効果的だというものこの考え方に通じると思います。
枝雀師匠はこのスクールに行く前に他のスクールにも行かれたのですが、
「たいていの教室では、理論よりもなによりも、いきなりアメリカの方と会話させたり、教科書を丸暗記させたりすrんですけど、この先生の変わっている所は、まず理論を説明して、『わたしを信じて勉強したら、必ず英語がしゃべれるようになります』という保障を与えてくれたことです。」
「英語は頭だけではダメだ。体全体で、アクションで覚えないと身につきませんよ!」
中国語にもまったく100%当てはまると思います。
これからしばらくこの本の内容を紹介しますね。
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