中国語は発音が命。
その命と言われる発音もなぜ難しいかというと、
1.発音記号の読み方。
2.四声。
この二つを常に意識しなければならないからです。
特に2.四声については、関西人なら無意識に使っているのですが、さていざ中国語となると緊張するからかなかなかうまくいきません。
じゃりん子チエ。
この「チエ」は、
チ
エ
「チ」の音は高く、「エ」の音は低い音。これは中国語の四声では第4声。
これを逆に、
エ
チ
というのはたとえば、
「チエちゃん」
とかなり濃い大阪弁ぐらいでしょうか。
このように中国語の発音の中で四声。というのは日本語を母語としている人にとって越えなければならないハードルなのですが、まだ他にもあります。
それは“R”。
「そり舌音」「巻き舌音」とか言われるのですが、上海や広東、香港、台湾ではこの音はなかったりするぐらい外国人には発声しにくい音なのですが、イングリッシュ・モンスター:菊池健彦氏の次の英語の“R”の発音の出し方は中国語にもとても参考になると思います。
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生徒さんにも発音の違いを教えるために、「Rは舌を丸めて、のどちんこを舌の先でつついてください。まあ、頑張ってものどちんこまで届かないでしょうけど、思いっきり丸めて、一番近くまで持っていく」というのだけれど、少し時間がたつと日本語のラリルレロに戻ってしまう。
これはボクも同じで、だからこそ「知識だけではダメだ、これは身体で覚えなきゃ」と思ったわけだ。
そこで、Rを覚えるためにやったのは、サザンオールスターズの桑田佳祐のモノマネ。桑田はラリルレロとタチツテトを英語のRに近い音で発音する。だから、舌を丸めて、のどちんこを舌の先でつつくようにしながら、そのままの舌で『いとしのエリー』をRで全部歌う。
「ララリ~ラ、ロロロラ~ル、ルレラレリレロ~ラロ……」
こうして舌にRの筋肉の動きを覚えさせるのだ。ちなみに本格的Rの感覚に慣れようとするなら、この舌のままで一日中過ごすのだ。
まあ、平日は仕事に支障をきたすだろうから、休日、誰とも会う予定がない日にやったほうがいい。
本ではこの次に“L”の発音の仕方に移るのですがそれは是非本でご覧ください。
中国語場合、“儿化”と呼ばれるものはここまで舌をのどちんこにつけようとしますが、通常の「そり舌音」と呼ばれているものはそれでは何を言っているかわからなくなるので、下を前のほうに持ってきます。
そして「何か熱いものを口に入れて、口の中の上あごの一番高いところを焼けどした。そこを舌先を使って触る。そのポイントから少し舌先。それも舌先の下半分を上の歯にの裏の少し上につけて発音します。
でも、最近つくづく思うのですが、外国語をネイティブ・スピーカーの自然な発音・スピードで聞いていると、耳のいい、外国語習得耳を持っている人はいいのですが、そうでない人は、
「増幅法」
つまり、これでもかこれでもかと大げさに、高いところは更に高く、低いところは更に低く、そして上がるときには急激にしかも激しく上がり、下がるときにはこれまた急激にしかも激しく下がる。
有気音と言われる破裂音は、モノを吹き飛ばす勢いで、お腹からの息を使う。
ウムラウト。と呼ばれる“ユイ”という音は、口笛を吹く。それももう音が出ない。というぐらい高い音を出すときの唇の力の入れようで“ユィ”。
トレーニングは激しく、大げさに。
こうして初めてネイティブ並みの発音ができる。
そんな気がする、今日この頃です。
写真は近所の諸刃神社。
本文とは関係ありません。
