今日のお昼、中国語発音速習セミナーは無事終了しました。
今回は、お二人の参加予定があったのですが、お一方は用事があるとかで欠席、博識中国 に無料体験レッスンに来られたかたのみでセミナーを行いました。
この方。
旧HSKの6級をお持ちとのことでかなりの力を持った方でした。
大学の第二中国語で学ばれていたとのことです。
そして、博識中国には能力の維持のために学ばれるとのこと。
実際にお会いすると、ほんの少し、たどたどしいところがあるものの、これは久しぶりに中国語を使ったとのことで仕方のないことです。
ちょっとトレーニングすればすぐにペラペラになるでしょうが、ご本人は細かな発音について疑問点を持っているとのこと。
そのため今回は特に発音セミナーに興味があると連絡があり、セミナー開催となりました。
さて、この方の発音ですが、やはりネイティブに習った弊害が出ていました。
一つは四声。
四声が日本語の高低差の範囲での音になっている。
そして第三声を「ま_/とお尻を上げる発音になっているため、第二声との区別がつきにくくなっていました。
これは四声について最初から説明をし直し、特に;
1.中国語の高低差は日本語の高低差を越えていること。
2.第二声、第三声は「低い音」と「高い音」の二つを意識し、その間を滑らかに発音すると同時に、声帯の筋肉が緩和した状態(=低い音)、緊張した状態(=高い音)を意識するように説明しました。
有気音はかなり弱かったので、増幅法で、これでもかとオーバーに発音してもらい、有気音は破裂音であることもご理解いただきました。
母音では“e”.。
ご本人も自分の発音がどうも中国人の発音とは違うということに気付いておられましたが、これもネイティブに習ったことの弊害がありました。
“饿”を練習するのですが、この“e”の第四声は「ぅあ」という感じになります。つまり、「二つの音」であることを意識し、その間を滑らかにすることで中国人の発音に近づきます。
まだ他にもありますが、結局のところ、「日本語のできる人が、具体的にどのように発音すれば中国語の音がでるのかという説明を受けておらず、ただ、真似ることを強要された。」ということが大きな問題でした。
中国語を学ぼうとされている皆さん、日本ではまだネイティブ信仰が根強いのですが、これから中国語を学ぼうという方は、できたら経験豊かな日本人の、あるいは日本語を母国語としていながら中国語を学んだ人に習ってください。
そして、十分に中国語ができるようになったら、後は中国語力を磨くために、ネイティブを使われると効果的だと思います。