中国語講師としても順調でした。
特に会社での講師の仕事も紹介してもらっていましたので安定もしてきていました。
でも、今回の仕事は中国での仕事。
それも中小企業とはいえ社長からの直々の依頼。
さらにはこの社長は二代目社長で大学の後輩でもありました。
いろんな縁を感じ、結局この会社に行くことにしました。
しばらく日本で研修した後、上海郊外にある工場へ。
この会社は鉄パイプを作るメーカーでした。
鉄パイプといってももとは洗たくものを干す、物干しざおを作っていたメーカーで現在の主力は「のぼり」だったり「突っ張り棒」だったりと軽量パイプを作っていました。
大阪にある本社は営業部長に課長、そして課員が二名。
そして総務に定年退職した男性。
事務を執る女性が二名。
茨城県に工場があるのですが、それにしてもこじんまりとした会社でした。
少し前の私なら「どうして私がこんな小さな会社で働かなければならないのか」と偉そうに不満に思ったでしょうが、何かしらの縁を感じていたので「これまでの人生があってこの会社に来た。これも何かのご縁。」と縁の不思議さを感じていたのでした。
この会社の問題点は日本人にありました。
課長が中国工場に常駐していたのですが、本社の言うことを聞かない。ということでした。
なるほど中国では総経理。
日本でいうところの社長として君臨してしまうと、その魔力に惑わされ、自分が一番!と勘違いしてしまうのですがこの課長もそのようでした。