今日の観察-day850



攻防戦から調和が成ったのか否か。




非常に穏やかな一日に、

ラストに入った難しいお客様との

攻防戦を見てみる。



不倫のご相談だが、

とにかく話が噛み合わない。



私の理解を阻んでいるのは、

“それを知ることがそんなに重要か?”

という、

“私=自我にとってどうでもいいこと”

認定だ。



それを遮断しながらご相談を伺うと、

ご相談者様にとっての重要ポイントが

「私が優先されるかどうか」、

つまり承認欲求にあることが

見えてきた。



「奥さんと私と、どっちが」

「他の浮気相手がいるかどうか」

などなど、

いかにも中央「車騎星」らしい

闘争心に溢れた切り口だ。



「彼が◯◯ならこうするし、

△△ならこうする」と、

いかにも

「自分で決めている」ように言うが、

それこそが相手に主導権があるのだと

言っても伝わらない。



それを踏まえて、

比較から主導権を明け渡すのを止め、

自分の決定に従うことを勧めたかったが、

初めての方なので

いつ切り出そうか様子を見ながら話す。



しかし、

導入的に水を向けても

「何か、先生に話が通じていない

気がする。私が言いたいのは…」と返される。



自分の主張全開な砦が強固に感じられ、

比較構造を止める云々は

受け取る段階ではないと判断し、

“ご相談者様の知りたいことに答える”

に徹することにした。



この方は「傾聴力」の鍛錬に

最適な協働者であったと推察する。



もう一つ上達したのは、

「放置する」こと。



帰宅途中も

何となくスッキリしない自我が

あれこれ「どうすればよかったか」を

考え出そうとするし、

「ご相談者様にとっての重要ポイントが

私には理解できない」ことを

解消しようとする。



それを

「分からないまま放置」

することを試みた。



私の内にないものを

ムリに「納得」に押し留めないこと。



実り多い協働だった。



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お読み頂きました皆様、

本当に本当に

ありがとうございます。