互いの問題を解決する | 沈黙こそロゴスなり

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依存あるいは自立の立場から言えば、相手にそうなってもらう、あるいは自分で相手を変えようとするという発想になるのが普通だろう。

しかしパートナーシップにおける変革はコントロールによらない。
全ては信頼による。

・相手を信頼する

これが最初のキーワードだ。
相手を信頼するには、どうして信頼できないのかを知る必要がある。

原因はもちろん自分の側と相手の側にある。どちらかだけの問題ということはありえない。
夫婦は良くも悪くも二人で一つなのだ。
興味深いことは、相手の問題に取り組むより先に、自分の問題に取り組んだほうが早く状況が変化するということだ。

なぜなら自分を取り巻く世界を見ているのは自分だからだ。
人は自分の見るもの聞くもの、感じるもの全てに、思考というフィルターを通している。
フィルターの内容は、思考や概念、ルール、トラウマ(心の癖)などといった思い込みであることが多い。
これらが邪魔をして、世界をありのままに見ることが難しいのである。

自分の問題に取り組めば視点が変わる。
その結果、今まで相手の問題だと思っていたことが、そうではなかったことに気がついたりするのだ。
また視点が変わることで問題の本質を理解することができるようになる。
相手の問題の本質が理解できれば、すぐに解決できなくても、信頼と忍耐をもって見守ることができる。
忍耐は必ず理解を伴うものである。

こうして相手を見守ると、相手は信頼を感じ、安心感を得ることができる。その結果恐れは消失し、それによって守らなければならないものがなくなる(問題を握りしめておく必要がなくなる)ので、問題は速やかに解決していくのだ。