人前でスピーチをするとき、あるいは、SNS上で個人的な文章を書くときには、ロジック(論理)とエモーション(情動)の両方を織り交ぜる必要があります。

 

政治家のスピーチを例に挙げましょう。

 

【淡々と論理的に話をする政治家A氏の様子】

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知識も豊富で、理屈も通っています。穴の少ない理路整然とした話し方です。ところが、A氏の話に耳を傾けている聴衆の感情がまったく動きません。まるでロボットが話をしているかのようで……個性や人間味が感じられません。

 

【力強く情熱的に話をする政治家B氏の様子】

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語り口が熱く、政治に対する情熱や旺盛な意欲が伝わってきます。しかし、残念なことに説得力がありません。主張や提案の根拠やエビデンスが乏しく、論理性に欠けています。まるで「絵に描いた餅」のようで……納得感がありません。

 

A氏にあってB氏に欠けているものが「ロジック」で、B氏にあってA氏に欠けているものが「エモーション」です。

 

この比較から得られる教訓は、「ロジックとエモーションのどちらかひとつでは不十分」ということ。

 

聴衆のハートを鷲づかみにしたうえで、彼らを深く納得させるためには、「ロジック(論理)」と「エモーション(情動)」の両方が必要なのです。

 

ロジックは聞き手(読み手)の頭に入り、エモーションは聞き手(読み手)の心に入ります。

 

あなたの「話」や「文章」はどうですか?

 

ロジックが多めですか? それとも、エモーションが多めですか?

 

どちらか一方だけでは、100%の満足度を与えられていないかもしれません。

 

アウトプットするときには、常に「ロジック」と「エモーション」のバランスを意識しましょう。

 

高い説得力&共感力を誇るコトバには、いつでも両者が盛り込まれています。