「論点がずれた文章」を書くと、書き手の信用を落としかねません。

 

「論点」というのは、テーマの中心となる問題点です。

 

以下、友人AとBのチャットのやり取りをご覧ください。 

 

【友人A】 

結局、昨日は海には行けなかったよ。「受験生なのに何を考えているんだ」って、おふくろに散々怒られた。こっちはメリハリをつけて効率よく勉強しようと思っているだけなのに。まったく頭にくるわ。

 

【友人B】

夏に海に行けないなんて最悪だな。まあ、でも海は逃げやしないよ。晴れて大学生になったら、一緒に海に行こう! 

 

友人Aは友人Bから返ってきたこの文面を読んで、少し肩透かしを食いました。

 

なぜなら、友人Aが送ったメールの論点は「海に行けなかったことへの不満」ではなく、「理解のない母親に対する不満」だったからです。

 

つまり、友人Bは、論点を見抜くことができなかった、ということです。 

 

【友人C】 

わかるなー、その気持ち。勉強は量じゃなくて質だってことがわかってないんだろうね。結局、親なんて子供が勉強している姿を見て、自分が安心したいだけなのかもね。

 

友人Cは、友人Aのメールの論点(=理解のない母親に対する不満)を把握しています。

 

この返信であれば、友人Aも「理解してもらえている」と感じるでしょう。

 

私たちが何かをテーマに文章を書く場合、意識しなければいけないのが「論点」です。

 

論点がずれていれば、その文章は、読む人に理解・納得してもらえないかもしれません。

 

論点は日々の生活のなかで磨かれていくものです。

 

・人の話を聞くとき

・何か問題・トラブルに直面したとき

・何か失敗をしてしまったとき

・人の文章を読んだとき

・本や論文を読んだとき

・映画やドラマを観たとき

 

などなど。

 

どんなときでも、その「論点」は何か(骨幹はどこか)を意識しましょう。

 

論点への意識が磨かれていくと、文章作成能力も磨かれていきます。