急用があって
仕事の終わった後梅田まで出かけた。
1分でも早くつきたいのに
こともあろうに普通に乗ってしまい
途中駅で急行に追い抜かされてしまった。
あんなに場内放送があったのに!
水木しげるの妖怪の本を読んでいたものだから・・・
八時に梅田に着き、夕食。
金曜日なのでビアホールなど飲むところは一杯だった。
私たちはオムライスの店に入った。
お客さんはテーブルの1割がただった。
食事の後地下鉄に乗って港で人を送った後
十時すぎに私は一人で帰宅することになった。

これが都会の夜なのかと思った。
十時過ぎなのに電車は人で一杯で
これは昼間の梅田界隈と同じだ。
電車に金髪に染めた長い髪の女の子が乗ってきた。
半そでおへその見えそうなティーシャツ
デニムの短パンで裾の糸がほつれている
今風のものだった。
腰には金の鎖模様の太いベルトを巻き
ヒールの高い金のミュールを履いていた。
一緒に乗ってきた男の人が
その女の子といい距離を作って
その姿をしずかに目で追っているのがみえた。
バッグと足のチョーカーが黒っぽくて色をあわせており
びっくりする服装ではあるが
全体のバランスはいいな、と思った。
でも、自分には絶対できない恰好だ。
梅田に帰り着くと
阪急三番街は閉店です、と放送があって
シャッターが閉まっているところだった。
あんなところにシャッターがついているんだ!

駅はたくさんの人で混雑していた。
お店も閉店間際でかきいれどき、という風情だった。
つられて私もお菓子とビールを買った。
電車は11時過ぎ発、うまく座れたけど満員だった。
男の人は背広ネクタイで
背広は新しい人もいてフレッシュマンのようにみえた。
ケータイ片手のひとが多かった。
送信しているようにも見えず、何見てるんだろう?
それから私は爆睡してしまった。
乗換駅で起きられないかも・・と思うぐらい。
それでもなんとか降りる駅にたどり着き
自販機で水を買い、飲み干したら生き返った。

都会って楽しいかもしれない。