基隆の発音「キールン」はナント客家語読み | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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「基隆」。華語では「キールン」ではなくて「Jīlóng」。ではいつもの台湾語読みなのかと思いきや、台湾語でもありません。なんと、「キールン」というのは客家語の発音(gi lung)なのでした。



でもここに至るまで結構紆余曲折してまして。


元々はケタガラン族の人達が多かったため「ケラン」→台湾語の漢字を当てて「雞籠(ke-lam/ケーラン)」。さらに清朝政府が「基地昇隆」の意味を込め、かつ客家語で「ケーラン」と近い音の「基隆(キールン)」を採用したらしい。


台湾の地名の由来。歴史のうねりを体現するようにいくつもの言語読みを経ているので本当に興味深いですね。高雄も一回日本語を挟んでます。ターカウ(原住民語)→打狗(台湾語でTáⁿ-káu/ダーガウ)→高雄(日本語/タカオ)...