今日はぼたんさんの記事⬇️へののっかり記事♡ こちらの記事を読んで私もいたく「激動」しました。「有Ⅴ」がそこまできたかと。遥か昔から「間違いだ」「台湾語の影響を受けた台湾国語だ」「知性ある話者は使わねえ」等々と言われ続けていた(←実話)「有Ⅴ」表現。台湾の現実社会ではふつ――に使われるのに、台湾でさえ教科書には絶対載らない「有Ⅴ」表現。それがNHKのテキストに載っているとな!?
というわけで、すぐぼたんさんにも連絡を取り、乗っかり記事書かせてもらおうと思ったのですが、まずはテキストを手に入れてからと、書店で探し回りました。が、7軒回ってどこも売り切れ。ようやく8軒目でゲットしてやっとこうして書き出しています。
テキストには、中国人音楽家へのインタビュー記事の説明として、「有Ⅴ」表現が掲載されていました。なので、教科書的に「こう言いますよ」という取り上げ方ではないのですが、「この言い方は間違いです」等の注意書き無しにこういった中国語(普通話)のテキストで見かけたのは初めてかもしれません。
たまり、2004年に台湾華語(当時は「台湾国語」という言い方が多かった)の研究を初めました。その時、当時いわゆる台湾独特と言われていた表現や文法、語彙などについて、中国大陸の方たちに「違和感があるかどうか」調査したことがあります。
で、実はその当時から、「有Ⅴ過(~したことがある)」については、若い人たちは違和感ゼロだと言っていました(年配者はその傾向を苦々しく思っていたけど)。つまり「你有去过日本吗?(あなたは日本に行ったことがありますか)」は、日常的に使うし聞くし、なに?これの何がおかしいの?何の違和感も無いんですけどお。という反応だったのです。
とは言え、その後も中国や日本ではもちろん、台湾でさえも「有Ⅴ過」を含む「有Ⅴ」表現はずっとアウトサイダー的存在で、教科書的にはアウト。という認識でした。が、⬇️の記事で書いている通り今後は普通に教科書に掲載されるようになるかもしれないなあ。という予感がする2024年新春でございます。
あと、台湾には⬆️以外にも不思議な「有」が次々生まれてきますね。最近は、コンビニなどで「你有會員嗎?(あなたは会員ですか?)」と必ずきかれるあれ。昔は「你有會員卡嗎?(会員証お持ちですか?)」ときかれていたので「卡(カード)」が取れたっちゃね、と自分を納得させつつ「没有」と答えてはいるのですが、違和感半端ない(笑)。この問題に関してはpapagoのまめさんが鋭い分析をなさっていたので、それを載せていいかどうか確認してからまた記事書きます。

