というわけで、ここからが今回の台湾一人旅レポート本編でございます。私がなぜ台湾の離島、緑島に行ったのか。
一番のきっかけはこれ。台湾映画『流麻溝十五號』。英語タイトルは untold herstory。これまで語られて来なかった歴史、でも「history」ではなく「herstory(彼女の物語)」。白色テロの暗黒の時代、政治犯思想犯として捉えられ拷問され「感化」され処刑されたのは決して男性だけではありませんでした。流刑の地、緑島に送られた女性受難者の物語です。
そして蔡焜霖さんの人生を描いた漫画全4巻の2巻目、『台湾の少年2 収容所島の10年』。この本の参考資料として、『流麻溝十五號:綠島女生分隊及其他』(上記映画の原作)が挙げられているように、女性受難者のことも多く描かれています。
さらに、冤罪(白色テロの被害者のほとんどが「冤罪」)で逮捕され28歳の若さで処刑された丁窈窕。係官はすがりつく彼女の幼い子供(共に収監されていた)を引き剥がし処刑場に連行したそうです。↓この絵本は去年、台湾語鬼コーチが台湾から送ってくれたもの。丁窈窕の樹ーー樹の下の自由の夢、です。
台湾の白色テロと台湾女性。ここのところずっと untold herstory について考えています。

