台湾の火星文 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

台湾華語は研究中(専門)、台湾語は独学中、台湾へはいつも一人旅!の、たまりが、台湾華語と台湾語、台湾旅行と台湾映画と台湾ドラマ、台湾文学について語り尽くします。詳しい自己紹介はテーマ「ごあいさつ」の中に。台湾語と台湾華語の違いについての説明もあります。

言語変種オタクのわたしは若者ことばもなかなかに好きである。もちろん、聞いて「イラっ」とするものもあるし自分では絶対使わないけれど(わたしが使い出した時点ですでに「若者ことば」ではない。)
いつもふむふむと観察させてもらっている。歳の割には若者語に寛容なのではないかなーと思ってます。

イラッとする若者ことばナンバーワンは、「無理」。これを言われたら、もうこっちこそ完全に「無理」。あとは、「違かった」「違くて」も気になるが、イラッとはしない。「むずい」「はずい」「みじい」系も、もう慣れた。(出現してから長いからね)

地方独特の若者ことばもあってなかなか面白い。数年前に一世を風靡した「あーね」。語尾の「ね」の音程で相槌の微妙なニュアンスを使い分ける。小学生から大学生まで、ヤングは全員使っていた。しかし、この「あーね」を知っているみなさん!ナントこれは全国区の若者言葉ではないらしいのですよ。もし九州以外でこれを使ってた方はぜひお知らせいただきたい。

というわけで、台湾版若者ことばが「火星文」。ネット用語とリンクする部分も大きいがオトナから見たら、まったく火星人が書いたものとしか思えないくらいわけわからん文だから「火星文」である。

わたしは言語変種オタクなので台湾の火星文もケンキューしようと思い、『火星文傳奇』という「火星文」の教科書(?)を買ってきた。(2007年)

ローマ字あり、数字あり、注音符号あり、台湾語読みの漢字あり・・・の、なんでもあり、オキテ破りの火星文。

この記事を書くにあたり、YellowさんにリサーチしたがYellowさんには、火星文、無縁のものだったみたいです。日本語で言うと、ギャル語、ギャル文字みたいなものかも。

簡単なものでは

 偶i泥(=我愛你)「きみを愛してる」
 親iㄉ(=親愛的)「いとしい人」


ちょっと複雑(でも注音符号と中国語がわかる人ならわかる)
 
99,3qㄋ姑力偶読豬 (=舅舅,謝謝你鼓勵我讀書)
「おじさん、私が勉強するのを応援してくれてありがとう」

偶會+uㄉ(=我會加油的)
「がんばります!」

その他台湾語、台湾国語も大活躍である。


本の裏表紙に「作文零分,本書概不負責!」(作文テストで零点とっても本書は責任取りませんから!)と書いてあるのが面白い。