台湾語の進行相と持続相
1)進行形
「~している」を表すのは、“(當)咧V”。動詞の前に“(當)咧(tng)-teh”を置く。“咧”はlehとも発音する。私の台湾語の先生は“leh”派。
伊當咧食飯。
(彼は食事をしている。)
老師當咧佮學生講話。
(先生は学生と話をしている。)
阿明佇房間咧看冊。
(みんちゃんは部屋で本を読んでいるよ。)
恁老爸佇灶跤咧僎設啥物好料的。
(あなたのお父さんは台所で何かよい材料を選んでいる。)
這馬咧落雨。(tsit-má leh lo̍h-hōo )
今雨がふっている。
テンスには関係なく、「~していた」のときも、“(當)咧V”。
伊入去的時,伊(當)咧拍電話。
(彼が入っていったとき、ちょうど電話をしていた。)
電話霆的時,我(當)咧洗身體。
(電話が鳴ったとき、私は体を洗っていた。)
2)「~しながら…する」
「~しながら…する。」も“咧(teh)”を使い、“~咧…”となる。
毋通倒咧看報紙。
(寝転がって新聞読んじゃだめ。)
我定定坐佇草仔埔咧想東想西。
(私はいつも草っ原(?)に座っていろいろ考え事をしている。
3)職業を言うときも“咧”+VOが使える
仕事として「教師をしている」なども、「勉強を教えている」というような動詞+目的語で表される場合は、動詞の前に“咧”を置いて使う。
伊佇小學咧教冊。
(彼は小学校で教師をしている。)
阿英佇夜市仔咧賣衫。
(英くんは夜市で服を売っている。)
4)“咧”は形容詞にも使える
“咧”はうしろに形容詞をもってきてもOK!ある状態や性質が続いていることを示す。
柑仔即站當咧俗。
(みかんはこのところずっと安い。)
天咧烏矣。
(空が暗くなった。)
彼個歌星即馬當咧紅。
(あのスターは今売れている。)
5)"有”で進行や持続を強調
“有”を用いて動作が正に進行し或いは持続していることを強調することもできる。
また、“無”で否定し、動作がすでに進行していないことや、仕事がすでに中断していること、また、性質が存在していないことを表す。
伊有咧做功課。
(彼は宿題(ちゃんと)やってるよ。)
伊猶有咧招會仔。
(彼はまだ互助会をやっている。)
伊無咧講電話矣。
(彼はもう電話で話してないよ。)
阮後生無佇彼間公司咧上班矣。
(うちの息子はもうあの会社では働いていない。)
阿輝才無咧戇。
(輝くんはばかなんかじゃないよ。)