夫の従姉は30代後半に結婚した。
子供を持ちたかった彼女は出会いサイトで出会いすぐに結婚、と同時に不妊治療を開始した。
しかし毎月、妊娠していないと分かると日常生活に支障が出るほど落ち込み泣く生活が夫には耐えられず、不妊治療を辞めた。

そうして数ヶ月して、自然に妊娠した。
子育て本を何冊も読み込んでいた人だったから、本に書いているとおり子供が母乳を飲まないことでまず思い描いた子育てとの違いに行き詰まる。
保健師さんが毎日来てくれて、子育て本はあくまで参考資料であって、そんなものは我が子には当てはまらないのだと、読むのを止めるよう言った。
子供のせいでもお母さんのせいでもないことを何度も言い励まし、母乳ではなく粉ミルクにするよう指導するも反発。
母乳が母親と子の最初の絆を構築する不可欠なものだと本に書いてあったからである。

母乳を飲まない我が子に愛情を感じなくなる。
自分が疲れすぎ、遂に週5は両親または夫の両親宅で育て、土日だけ我が子と暮らすことで心が晴れた。
そうして気がつけば第二子妊娠。
第一子と10ヵ月違いで第二子を出産した。
上の子が10ヵ月の状態で下の子も実家に預けた。
年老いた両親にしてみたら、1歳未満と新生児を同時に預かるのはきつい。
そこで姉妹を引き離し、夫側と妻側の両親宅で月曜日から土曜の朝まで育て、土曜の朝から日曜日の夜までは姉妹を会わせて産みの母親と父親の家で過ごす方針を取った。

しかし二人は祖父母には懐けど、母親にも父親にも懐かない。
小学生になりますます我が子は反発する。
懐かないから愛情が持てない。
夫婦仲も悪化し離婚したことで、更に溝が深まる。
それから今も彼氏が出来ては同棲して別れを繰り返している。
従姉の娘は14歳ともうすぐ15歳になる14歳。
自分の人生を、あれほど望んだ我が子がこれほどめちゃくちゃにするとは思ってもみなかったとフェイスブックに書いていた。

…誰が言うとんねん…
あんた、子育て自分でしてへんやん…全然…

サメのような目でそれを読んだ私である。
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