娘と口論になり、娘号泣、それから話し合い、娘が私に謝罪して抱き合って仲直りした。
というのも、明日娘が男子を含む友達とボーリングに行くことになった。
私は「短パンを履かないなら行かせる」と言った。
娘は承諾。

しかし昨日の夜になり、娘が「デニムの短パンで行ったらアカン?」と言ってきた。
私はアカンと返事。
娘がムッとした。
私は「ムッとすんのおかしいんちゃう?短パンで行かへん約束ちゃうん?だから許可してんけど」と言うと娘は怒った態度で私に返事をしなかった。

娘は号泣した。
何でアカンのか理解出来ないと泣いた。
私は「アカンて言うのは、短パン履いてボーリングしたら前にかがむわけやから、尻の一部が見えるねん。同級生の男子に対してだけやなく、そこにいる男性女性客には、どんな思考と趣向を持ってるやつがいてるかわからんやろ、だからアカン」と説明。
娘は「そんなとこ、誰が見るっていうの!?」と泣いた。

私はそこで、小学生の頃の経験を話した。
それは長居公園という、当時の実家から遠くない公園にある植物園に幼馴染みのお母さんと幼馴染みとで行った。
母は店をしていたから日曜日は私が一人で過ごさねばならなかったのを、幼馴染みのお母さんが薔薇が綺麗な時期やからと誘ってくれた。
母が私の弁当を作ってくれ、それを幼馴染みと家族で食べていた時の事。
私は三角座りをしていたのであるが、幼馴染みが数メートル先に私の前に座るオッサンが手にして目に当てていた双眼鏡の一部に鏡のような部分があり、そこにオッサンの目が写ってこちらを明らかに見ている不自然な双眼鏡を発見。

幼馴染みが「あのオッサン、こっち見てるで絶対」と言った。
幼馴染みと家族、私が一斉にオッサンを見たことで、オッサンは慌てて立ち去ったが、今思い出しても不気味な目の反射する双眼鏡だった。
前を見ている不利をして、横を覗けるまさに覗き専用の双眼鏡だった。
短パンを履いていた私が狙われたと、幼馴染みと家族は言った。

高校生の時も、制服で本屋に行き、本を友人と立ち読みしていたら、友人が私の足元に紙袋を足で押しやってきた男を不思議に思いに紙袋を覗いたらカメラのレンズが上に向いていて、声をかけたら逃げていった。

小学生やからとか、子供やから誰も気にしないと私も思いたい。
だけど違った。
実に不気味で不愉快な思いをしたから、お母さんは忠告してんねん。
それを踏まえて尚、あんたが短パンを履きたいなら履けば良い。
私が言えるのは経験から娘を守ることのみ、けどそれをアカンと言って娘を泣かすのは苦しいと伝えた。
娘は「忠告してくれてありがとう」と言い、「ジーンズで行きます」と言った。

ジーンズを履いているから性犯罪異常者は遠ざからない。
ただ、ターゲットにされにくいと願う母親の防御心でしかない。
伝えるのは、時に難しい。
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