マスクという存在が、どれほどコロナ感染分散を防ぐ効果があるのだろうか。
日本のニュースを見ていると、恐ろしいまでに着用率が高いが、イギリスの田舎の隅っこに暮らしていると、マスクを着用している人をここ数か月で3回見ただけである。
しかしながら英国営放送のニュースでロンドンの様子などが映し出されると、マスクを着用している人を見るから、都会ではマスクが浸透しているのだろうか、それとも都会の人は危機管理能力に優れているのだろうかと考えてしまう。

私もマスクは日本から買って来たものが数百枚ある。
義母の妹から布製のマスクも送ってもらった。
が、私が行くスーパーでは着用率がほぼほぼゼロで、マスクをしていると逆に「いや・・マスクしてはる・・!!」と思ってしまう。

イングランドは約5万人の死者を出し、今尚その人数を更新し続けている現状であるが、このタイミングで15日から公共機関を利用する場合のみマスク着用を義務付ける決定をした。
今から・・今更とも言えようか・・

私が暮らす環境は公共交通機関を使わない。
そもそも電車を使う事もないし、地下鉄もない。
空港もないし、バスも1時間に1本で不便な場所にしかバス停が無い。
移動は全て車であるから、マスク着用対象にはならないが、例えば都会と田舎のスーパーではマスク着用率が違うのではないかと予想するが、何せ田舎暮らしなので想像も付かない。

日本のように薬局やスーパーで当たり前にマスクが売られて来た歴史が無いので、人はどこにマスクが売っているのか分からないのではないか。
ネット世代ならアマゾンで買うと考えるが、そうでない年齢層の人はマスクはどこに行けば買えるのか分からないと思う。
そもそもマスク文化がないから、人はマスクを買う事もない。
政府は「自宅で簡単に作った物を」というが、スクランブルエッグ1つ作れない英国オカンが立体型マスクを作れるのだろうか・・

義母の妹はイギリス人であるから、当然マスク文化が無い人である。
義母の妹は料理も出来るが、編み物と縫物もめちゃめちゃ上手い。
この人が優しさで私達に手作り立体マスクを作って送ってくれた。
が、マスク文化の無い人が作ってくれたため、呼吸しやすいとかしにくいと考えずに布を選んでしまった。
そのため、夫のマスクはお洒落デニム生地でリバーシブル使用、「両面どちらでも付けれるようにしといたでー!」と言ってくれたが、デニム生地を2枚貼ってあるので、呼吸がメチャメチャしづらい難点がある。

私のマスクは、お孫さんの部屋用のカーテンを作った際の余り布で作ってくれたので、これまた分厚く呼吸困難になりそうな、どえらい生地のマスクである。
子供の分は薄手のキャンバス生地で作ってくれているが、しかし娘は「苦しい」と訴える。
マスク文化のある日本人ならデニム生地をまず選ばないと思うが、この手作りマスクを手にしたとき、そうか・・・マスク文化が無い人が作るマスクはこうなるか・・と思った。

今日のイングランドの「15日から着用義務」「自宅で簡単に作れる顔覆いのこと」のニュースを見た時、思わず「呼吸しやすい布選びをしないと呼吸が苦しくなりまっせ!!」と付け加えてあげたら、マスク文化の無い人達にも、マスク着用が負担なく出来るのではないかと考える。
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