今年もクリスマス料理は義母担当、デザートは私担当であったが、今年はいつもと少し違ったクリスマスとなった。
というのも、義母の長男が嫁と別居を開始したため、もう嫁は今年から義母宅に来なくなったのである。
多分、もう二度と会う事は無いのかも知れない。

しかしながら今年のクリスマスは嫁が子供と過ごす為、今年は義母宅に長男の子供達は27日から来る事になっている。
こうして子供達は親にとって不公平の無いよう、公平に交代で夫婦の元を行き来する生活が始まったのである。

義母にとっては孫が生まれて17年、毎年欠かさず共にクリスマスを過ごして来たから、義母にとっても少し違ったクリスマスとなったであろう。
娘から、何でクリスマスやのに従弟が来ないのか?と聞かれた為、私はちゃんと説明した。
「お父さんとお母さんが互いに好きではなくなったため別れて暮らす事になり、それで今年はあの2人はお母さんの家で、多分来年はこっちで・・という風に公平にせなあかんやろ?せやから来ないねん。でも来年はこっちに来ると思うけど」と説明した。

娘が「住む家が2個あるって大変やな。服とか必要なものを大きなバッグに入れてあっち行きこっち行きするやん?うちのクラスのK君もお父さんとお母さんが離婚したから、お父さんの家に行く時は大きなリュック背負って学校に来る。パジャマとかお父さんの家で読む今読みかけの本とか3日間着る服とか入ってるってK君が言うてた」と言った。

娘の話を聞きながら、9歳でちゃんと理解しているのだなと切なくなった。
世の中にはもっと小さな時から親の離婚で行き来する子供が普通にいるわけで、子供はその環境に身を置かねば生きていけないと感じた時から、ちゃんとそれに順応していくのだと思うと、なお悲しいものを感じる。

クリスマスだけは仕事が休みであった私も、26日は普通勤務の始まりである。
クリスマス前、あれほど金を使った人々が、クリスマス翌日からまた買い物にやって来て、膨大に金を使って行く。
つい1週間ほど前は「クリスマスに食べる物さえない人々へ缶詰の寄付を!」と学校の子供達と貧困家庭に缶瓶詰め食品を持って行ったばかりであるのに、この高低差を感じずにはいられないわけである。
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