ハロウィンに続き、私の年間行事の中で最大にメンドクサイ行事・・それがクリスマスである。
日本にいた頃、ケンタッキーフライドチキンだけ喰うといたら良かった・・友達とバカ騒ぎしといたら良かった・・ただハッチャケるだけで良かった楽しいクリスマスも、本気でクリスマスを祝う国に嫁に来たばっかりに、すっかり憂鬱なものになってしもうた・・

私がクリスマスを憂鬱で嫌いな物になってしまった理由、それは間違いなく夫家族である。
そもそもイギリスに来た最初の1年、私は義父母にお願いして同居させてもらっていたのであるが、嫁に来て4か月後に初めてのクリスマスを体験する事となる。

私は考えてみた。
何故にクリスマスが憂鬱で願わくば避けたいものなのか・・
①義兄夫婦の険悪ムードにより、義母がピリピリする
②義母と嫁の関係が最悪な中、それを取り繕ってまるで幸せ家族のような会話をし、しかし一触即発な関係にある中で過ごす数日間
③義母の焼く肉料理が、たとえどんな高級食材であれ、パッサパサに焼きあがるため、それを喉に通す苦痛
まあ、こんなところだろうか・・

ママ友にインド人の人がいる。
この人とほぼ毎日立ち話をするのであるが、私が「クリスマスはどうするの?」と聞くと、「教会に行ったりとか、クリスマス料理を食べる事は勿論ないけど、それなりにはするねん。子供達はここで育ってるからね。学校に通っている限り、クリスマスに関わらないのは無理やし、プレゼントも楽しみにしてるから」と言っていた。
私も同じだと思った。
子供がここで育っている以上、クリスマスを避けられない。

職場にエホバの証人を信仰するスタッフが2人、インド人のスタッフが1人いるのであるが、スタッフらが参加する会社のクリスマスパーティには参加しない。
「宗教が違うから」と流せるスタッフもいるが、「そんなん祝わんでも、食事だけ一緒に楽しんだらエエやん」と誘うスタッフもいる。

先日、私はこのエホバのスタッフの1人に「子供の頃は大変だったんじゃない?イギリスの学校に通っていたらクリスマスに関わるイベントが多いでしょう?」と聞いてみた。
現にうちの子供の学校も11月からとにかくクリスマスに関連するイベントの連続であるし、12月はクリスマスに関連した服装で1週間学校へ通う。
教会へ行く日もあるし、給食がクリスマス料理だけの日もあるし、「どうしてたの?」と聞いてみた。
彼女は「普通に通ってただけ」と言った。
クリスマス料理しか給食に出ない日は弁当を持参し、クリスマスに関連した服を着ずに登校してただけだったらしい。
「まあ、祝う人とそうでない人が共存してる以上、しょうがないもんね・・」と彼女は言った。

私も最初の年、仏教徒を理由に断ったら良かった・・
ウカレポンチで頭に被りモンをしてクリスマスに参加してもうたのがアカンかった・・
しかも義母が買って来るクリスマス用のデザートがあまりにも甘すぎた為、翌年から私がデザートを作った事も悪かった。
もうそれは明らかにクリスマスを楽しみにしていますと公言しているのも同じ事である。

週末はツリーを出した。
嫌でも迫って来るクリスマス・・・
ラジオからもマライアキャリーがかかり始めた。
年末まで無の心で過ごそう。

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