いつものように義母同伴の旅行であったが、今回も色々あった。
まず重量制限がありますよ~!!あるんですよ~!!と義母に100回言ったとて、それを気にした事がない義母。
生前、義父が全てに荷物の重量を確認してから空港に行っていたから、そんな重量制限がある事も知ったこっちゃなく、案の定、今回も8キロオーバーで叱られた。
しかし、「持って行くべき物がこの重さなんだから、どうしろって言うのよ!!」とカウンターでモメ、結局OKになった。

現地に着いて分かったが、15日間滞在するのに15着の新品の服とズボン、7足のサンダルと4個のカバン、6個のメガネを持って来た義母・・・
誰か着回す事を教えてやってくれ・・
それなのに日焼け止めやヘアスプレーなど、自分の必須アイテムは持って来ていない。
下着も15着だったのだろうか・・・

不思議なのは帰りの飛行機に乗る時、義母のスーツケースは行きより6キロ軽かった。
シャンプーやボディソープなど、消耗品をそもそも持って来ていない義母の荷物が6キロ減るのはおかしい・・
6キロ何を置いて来たのか義母よ・・

滞在初日から数日、何度教えても義母は自分のホテルの部屋の位置と番号が覚えられず、夜中に何度も他人の部屋のドアにカギを差し込み、ドアノブを恐怖なほどに押し引きして開けようとしていた。
幸い、誰も出てこなかったが、中の人はさぞかし怖かったに違いない・・
私も怖かった・・

義母と旅行するのは正直面倒な事も多い。
私のように小さな子供を2人連れての旅に義母が付き、そこに「爪磨きが欲しい」と言いだしてみたり、夜中に「スープが飲みたい」と言い出してみたり、ツアコンの方々はこんな苦労をしているのだろうか・・・などと考えてみたりするのであった。
しかし、元気なうちに旅行出来るのもいつまでか分からない。
もしかしてこれが最後になるやも知れず、10年後まだ一緒に行っているのかも知れず・・
自分の血の繋がった親への親孝行は全くできず、心苦しくないのかと自分に問えば、苦しいに決まっているわけで、今の時間はいつまでも無いのだと葛藤しながら、今回の義母同伴の旅を終えたのである。

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