娘のバレエが終わるのを待合室で待っていた時の事。
相変わらず、この母親軍団の雰囲気に馴染めない私は、いつものように息子を遊ばせる事だけに集中。
時々、言葉を少し交わすお母さんが2人ほどいるが、基本、私は息子と2人ぼっちで過ごす。

今日は横に座っていた5人ほどの母親軍団が、そのうち1人の母親が連れている生後間もない赤ちゃんの服を褒めていた。
褒められた母親は「そうなのよー分かる?オーストラリアで有名なデザイナーでね、手書きで模様を付けているから、この世にオンリーワンなの。でも、よく調べたらメイドイン・チャイナだったのよー!もう最低!」と言った後、誰かが私に気付いたようで「シー!!」と言った。

多分、私を中国人と思い、「しまった!!」と思った誰かが、母親の会話を静止したのだろうと予想される。
がしかし・・・中国人ちゃうし・・ほんで聞こえてるし・・アンタら感じ悪いで・・
手頃な値段の服など、全てメイドインチャイナであろう。
それの何がアカンと言うのか・・。

「キャー最低ー!!」と言うていた母親達の1人以上は、絶対にメイドインチャイナの服を着ているはず。
それをまるで、私達はオートクチュールですから顔で「キャー最低!!」と言うている。
背中のタグ、見たろか!!

その後、取ってつけたかのように「でもメイドインチャイナも素敵な物がほとんどなんだけど」と私の機嫌を伺うように言った。
聞こえてない振り・・出来んわな・・横に座ってるし。

「この世にオンリーワンがメイドインチャイナ」ほな、あんた見る目ないがな・・と思いつつ、それ以後は他にどんな習い事を習わせているだの、何が子供の教育に良いだの、どこの校長がエエだの語っていた。
校長が悪いより良い方がエエに決まっているが、担任と子供の相性の方が大事や思うけどな・・

こんな時、英語が分からない振りの出来るアジア人で良かったと心から感謝するのである。

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