さて前回の続き・・。

私達が紛失物の内容を警察官に話し、それを警察官が紙に書いていくという「一致」の作業をしていた時の事。
別のオッサンが派出所に駆け込んできた。

警官はオッサンに「どないしはりましたん?」と聞いた。
オッサンは「かばんと財布をなくした」と言った。

警官は「はあ・・・ちょっと待ってもらえまっか?今、こっちのんやってますんで」と言った。
オッサンは気にせず「いやね、強風で帽子が飛んでいったから、それを走って取りに行こうと思って、かばんを道に置いたんですわ。ほんで帽子を取って戻ってきたら、もうかばんがありまへんねん」と言った。かばん置いて行ったらアカンわな・・・

警官は「何でかばん、置いて行ったん?」と聞いた。
そこは私も是非聞きたいところであった。

オッサンは「いや、走るのに邪魔やったから」と言った。
警官は「いや、そんなん邪魔でも財布の入ったかばんを、道に置いて行ったら、そらなくなりますやろ」と言った。警官の言う通りや!!

帽子と財布入りのかばん・・・どう考えてもかばんであろう・・
しかしオッサンは、道に置いて行ったのである・・・

結局、オッサンのかばんは未だ出てこなかった。

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