雨以外は、ほぼ毎日3時間ほど散歩するのが日課である。
カーライルは、買い物をする場所が一箇所しかない。
ロンドンのように分散されておらず、1本の道の両サイドに店が連なり、1キロも歩けば終わってしまう。

スターバックスさえ4年前にやっとOPENした程である。
しかし去年、ここにお洒落カフェと呼んでエエやろう・・・と思えるカフェがやってきた。

ランチは至ってマズく、去年からメニュー全く変えていないが、かろうじて紅茶とホットチョコレートは美味い。
居心地も良いので、私はここに必ず立ち寄り、お茶をしてから帰宅する。

先日、娘にボーロを与えながらお茶を飲んでいたら、隣のテーブルに座っていた3人組のオバちゃんの話す会話が耳にとまった。
「あの子、英語もロクに話せない・・・」と言ったのは間違いない。

恐らく、ここの店員の女の子を意味していると思われた。
去年ここのカフェが開店した時から、彼女は働いていて、アルジェリアから来た女の子である。

何度か会話を交わしたことがあり、理由は知らないが、弟と2人でアルジェリアから来た事、英語の勉強に行っていること、弟は高校に行っている事などを話してくれた事があった。

当時の彼女の英語力が、私がオーストラリアに行った時くらいの英語のレベルだった事を思い出し、心の底から「頑張って!!」と思ったのである。
最近は、スタッフとも仲よさそうに会話しているし、1年の進歩って凄いな~思っていたところであった。

おばちゃんのテーブルに注文を取りに来た彼女は、何度もオバちゃんから「分かった?理解したの?」と聞かれていた。
彼女が去った後、おばちゃんは「あの子、ロクに英語も話せなかったわね。ちょっと、確認したいわ・・」と言った。

別の店員が通り過ぎようとした時、おばちゃんは「ちょっと!!さっき、あの黒い女の子にオーダーしたけど、ちゃんと通ってないと思うのよ。確認して!」と言った。
この店員は、ここのオーナーであり、「彼女はちゃんと理解していますから、大丈夫だと思いますよ。一応、確認しましょうか?」と応じた。

おばちゃんは「そうして!絶対、分かってなかったわ!私達が頼んだのは・・・・」と言い、オーナーは厨房に入って行った。
すぐにオーナーは戻って来て、「間違っていませんでしたよ」とにこやかに答え、どこかへ行った。

その後も、おばちゃんは「○○さんとこの息子の嫁が中国人で、言葉が・・・」と噂話を開始。
私は・・・気分悪ー!!!はぁ?!と思いながらも、知らん顔していた。

その後、おばちゃんが注文したシャンパンが来て、例の彼女が持ってきた。sao☆
シャンパンを開けようとすると、おばちゃんは「あーあーあー!!いいの、いいの・・・・しないで、しないで・・!!私がするから!!」と言い、慌てて彼女の手からボトル奪い、彼女を追い払った。

感じの悪い追い払い方であったが、おばちゃんは「あー!ビックリしたー!!何されるのかと思った・・」と笑いながら言い合い、シャンパンを注ぎ合っていた。

「何されるのかと思った・・・」って、それが彼女の仕事であるのは分かっているはず。
たいていの店は、アルコール類を頼んだら、まず最初の一杯はグラスに注いでくれるやん?
そんな事は、分かった上での「何されるか」と言ったのだと私は思う。
だから笑い合い、目で妙な合図を送りながら、彼女を追い払ったのであろう。
少なくとも、その場の雰囲気からして、私はそう思えて仕方ない。

こういう事は、私も何度も職場であってきた。
「アジア人に、クレジットカードは触られたくないのよ。イギリス人の方を呼んで」と言われた事。
「あなた英語がそんなんで、よく働いているわね?もっと上達してから、働くべきでは?」と言われた事もある。

しかし私は大人であったから、なんじゃ!!ババアー!!と乗り越えた。

しかしながら、この10代の彼女には、出来るだけそういう思いはして欲しくないと、ただ個人的に私が思ったから、余計にこの3人の会話が許せなかったのである。

おばちゃん1人が、私に気が付き「あら、ごめんなさいね」と私に言った。
どういう意味のゴメンやねん!!謝るなら、あの子に謝れー!!

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