2/27(火)、朝のボンちゃん散歩にて。

 
歩道の植栽の陰に何かを見つけるボン。
何?と思ったら、土の上に意識朦朧と倒れている瀕死の猫でした。
 
呼吸は浅く、目やにや土でボロボロの顔、体は痩せこけて目は開いたまま、まばたきもしません。
失禁もしていたようで、まもなく亡くなる状態なのではと思われました。
 
 
どうしよう、でももうきっと助からない、このまま逝くのが野良猫にとっては自然なことかもしれない、人間が手を出せない領域もある、
と頭では解りながらも放っておけず、
せめて、冷たい土の上ではなく温かいところでと、体にバスタオルを巻き、
持ち上げた体が硬く冷たいけどまだ辛うじて息はあり、このまま亡くなるとは思ったのですがどうしても放置して死ぬのを待つ気持ちにはなれず、
自己満足の馬鹿さ加減を痛感しながら、病院へ走りました。
 
病院では、ボロボロの汚い野良猫をイヤがることなく、体温計が反応しない低体温で、温めた点滴をしながら酸素をあて、湯たんぽを抱かせるなど懸命に緊急処置して下さいました。
 
私も直接触るのをためらう汚さなのに、
がんばれ、がんばれとナデナデしてくれる看護士さん、
汚いドロドロの耳だれも臆することなく処置してくれる先生。
 
先生たちが他の診察に行き、点滴の終わるのを待ちながら、鼻先に酸素を当てつつ、1人待つこと数時間。
 
 
閉じなかったまぶたを閉じ、少し眠れているような安らかな表情になってきました。
ずっと冷たくて固い体ですが、時々、反射的に動いたり。
 
この間、頭はぐるぐる。
このまま亡くなるとしたら、なんて無駄なことを自分はしてるのか。
猫にとってはかえって苦痛を長引かせて可哀想なのに。
助かったとしても、
きっとエイズ末期な感じだし、家の猫や犬もいるから感染症の子は室内に入れるのは難しい。
それに、ここまでの状態になってる以上何かしら病気があるはず、保護譲渡なんて無理だろう。
お金もかかるし、自己満足にも程がある、
どうする!?自分!
 
 
 
…とか葛藤しながら、ものすごい耳だれ、目やに、鼻に詰まった土を拭く。
このまま亡くなろうとも、少しでも綺麗にしてあげたいという引き続きの自己満足。
 
つづく