札幌発の夜行列車『急行まりも3号』から降り立った釧路駅の朝。
この時点で氷点下23度。
僕の乗る根室行き最果て鈍行を牽引する機関車が近づいてきました。
SG蒸気発生装置の水蒸気を噴き上げ、まるで蒸気機関車のよう。
DD51型502号機。
釧路機関区生え抜きの道産子機関車。
太陽が昇ってきました。
熱の無い、光っているだけの太陽。
客車の二重窓は凍ってガリガリ・・・
吹きっさらしのオープンデッキから機関車を見ます。
機関車に当たる朝日が眩しい。
桜の木のような樹氷。
凍てつく世界。
電線の氷も、列車の振動でパラパラと落ちてきます。
昭和58年12月
最果てへの汽車旅はまだまだ続きます。







