・30日午後
以下戦場でした。

事態を深く理解できていなかった僕ですが、
まず男の子たちから避妊手術開始となりました。
健康状態を見ながら5~6頭ずつです

猫ボラさんが捕獲するなか、僕は強烈なアンモニア臭の中にいることを理解しました。

当然のことです。現場の民家はアンモニア臭のセンサーが常に警告音を発しており、踏み込んだボランティアの人たちはみんな目をやられたと後日聞きました。

その中で当事者である家族4人は暮らし、
数年前から近隣住民に相談を受けていたはずの保険所の担当者は上司に事態を大事(おおごと)にしたくないためか「高原のような爽やか😃✨な香りがした」と報告したとのこと。
この期に及んで、滑稽であります。
あまりにもあまり…💢
(担当者さんには後日書かせて頂きます)

僕はその後3日間あの匂いが肺から取れませんでした。

獣医さんと看護士はどうやら県の人ではなく他からの人たちのようです。
僕の任務は麻酔から覚める子たちの様子見と個体管理でした。

麻酔から覚める時の状態を注意深く見て、少しでも異常を感じたらすぐに報告。
目の覚めた子たちに新しくナンバーのついた首輪を装着し、手術済みであることと、この子が男の子か女の子かを識別できるようにします。
個体管理により同じ子を手術する事態などを防げると理解しました。
初めての経験でした。

猫ボラさん(手練れで指揮官)に指示して頂き、ご一緒もさせて頂きました。



どの子もしっぽが長く、全く同じ毛色の子はいませんでした。
個性がありました。

健康状態把握に必須の血液検査はセンターの人がやってくれてました。(ただし費用はボランティア負担だったと記憶しております)
(情のあるセンターの人も多くいました、この話は後日)

どの子の数値もひどい脱水症状でした。
針が通らず、どの子もとてつもなくひどい状況です。

男の子第一班が目の覚める頃には、2階に、命を助けるべくボランティアさんたちが続々と集結し、猫さんたちのお世話をしてくださっておりました。
くまちゃんを旧センターでボランティアでシャンプーしてくれたトリマーさんとも再会。

「助かったえーん」と思いました。

頭数140以上の子たちです。人の目が足りなかったら調子の悪い子も把握できないと不安でした。
140以上の子たちが食べるごはん🍚の量とペットシート、トイレ砂の交換、洗うごはんとお水のお茶碗の量に皆さま終日追われていました。

次は女の子たちの手術です。
女の子たちはみんな、毛がボロボロ、外に逃げることもできない地獄の民家で妊娠可能となれば、オス猫さんたちに誰かれ構わず上に乗られていたことが素人でもわかります。

現場の画像を見させてもらいました、産まれた子たちは食べられるか、亡くなってゴミのようになっていきました。

手術は進みました。
妊娠している可能性のある子の避妊手術がいかなるものか、僕は一生忘れません。
みんな、生まれて名前をもらって誰かの家族になって、季節の移ろいや美しいもの優しさを知ることができた子たちでしたえーん

どうか次にこの世に生まれることがあれば、どうか幸せ🍀に今ある出来事は全てそのことのためにと願いました。

手術後の子から目を離さず。血液検査結果をカルテにはさみ、オペ済みの子を2階のボランティアさんに託す、終日この作業をやらせて頂きました。

時間が迫り本日の作戦は終了となりました。

帰りのバス、小田急線の中で僕は完全に放心状態でした。
頭数の多さ、猫さんたちの最悪の健康状態に圧倒されました。

指揮官の、取り仕切る人と猫ボラさんもみんな泣いていました。

各方面に働きかけられる指揮官が作業に追われていては、猫さんたちが安心して過ごせる受け入れ先を探す時間がありません。

このままでは兵隊が足りない、このままでは負ける😨と思いました。

ラインでワンズスタッフに呼びかけました。
すぐに予定の参加者よりたくさんのスタッフがお手伝いに参加してくれることになりました。
このような動きは他ボランティアさんでもあったと思います。
全ては命を救うため、行動し実行することが他の何よりもの価値でした。

続きます。