子どもがぐずった時は、気持ちに共感してあげましょう。寄り添ってあげましょう。と聞くけど、共感ばかりしていると、甘やかすことにならないか心配。
そんな声をよく聞きます。
これには、ひとつ意識しておくと、子どもに対する接し方への迷いが減る考え方があります。
それは、子どもの気持ちを受けとめることと、何でも受け入れることは違うことを理解すること。
例えば、子どもがお菓子をもっと食べたいと言って駄々をこねたとして、「まだ食べたいのね」と気持ちを受け入れるのは共感。
どうしても食べたいという気持ちはちゃんと受け止めたよ。その気持ちは理解できるよと子どもに伝えることです。
だからと言って、いくらでもお菓子をあげて、子どもの要求を受け入れる必要はありません。
「お菓子がもっと食べたいのね、美味しいもんね。でも今日はもうすぐご飯だから、やめておこうね」ときっぱり伝えればいいと思います。
感情は受け入れ、好ましくない行動は正す。
これを意識していれば、子どもがわがままにはならないはずです。
逆になってしまうと、子どもの言いなりになってしまうかもしれません。
上の例でいくと、
子どもが駄々をこねた時、「もうたくさん食べたでしょ。わがまま言わないの」と言っていても、泣きわめく子どもを前に「仕方ないわね。あと一つだけね」とお菓子をあげてしまう。
これでは、子どもの食べたいという気持ちを否定し、泣きわめいて主張するという好ましくない行動を受け入れることになってしまいます。
お菓子をもっと食べたいのに、ダメと言われて悲しい、悔しい。そういった感情を持つこと、泣いて表現すること自体は、精神衛生上とてもいいこと。
ネガティブな感情が出てきた時に、「わがまま言わないの。泣かないの」と否定されると、子どもはいずれその感情を心に押し込めてしまうようになります。
・感情を表現するべきではない
・泣いてはいけない
・自分の思いを主張するのはわがまま
心理学では、そんな子どもの頃の思い込みは、大人になっても影響すると言われています。
反対に、こうしたネガティブな感情を大人に受け止めてもらって満たされた子どもは、周りの人にも優しくできるはずです。
ちなみに、「食べるお菓子はそれだけって約束したでしょ」というような、約束が理解できる。守れるようになるのは4歳ごろから。
(もちろん個人差があります)
それは、4歳ごろになると、少し先のことを考えたり予測したりする力がついてくる頃だからです。
それより小さな子には、約束を守ることを期待しても、まだできる段階ではないと知っておくことで、親のイライラも軽減されると思います。
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