小学1年生の息子が、
クラスに授業中も教室を歩き回って
先生によく怒られている子がいると
話してくれました。
「お友達にイタズラをして泣かせたり、
困った子なんだよね」とのこと。
話を聞いていると、
その子のできない所ばかり
見ているようだったので、
「じっとできない子もいるよね。
周りの色んなことが気になっちゃうのかも。
その子の良いところはどこ?」
と聞いてみると、
「ドッジボールが上手くて、
足がめっちゃ早い」
と教えてくれました。
そこで、
・みんなそれぞれ得意なことが違うこと。
・教室をウロウロしちゃう子が悪い子で、
じっと座っておけるのが良い子ってわけじゃないこと。
・色んな子がいて、それが普通。
そんな話をしたら、
「ママはちょっと甘い気がするな」と
息子に笑われました。
それを言われた時、
みんなと同じ事ができない子を
理解しようとしたり、
良い・悪いでジャッジせずに
そういう子もいるんだと受け入れる事を
「甘い」と彼が感じたことに
少し驚きました。
「じっとできないのは困った子。
厳しく注意されて当然」
すでにそんな世界にいるんだな。
その理由を考えた時に思ったのは、
何度も叱りつけたり、
出来ないことを非難したりする事で
”困った子”とレッテルを貼るのは
結局、周りの大人だということ。
そして、それを見ている
他の子どもたちにも
その価値観が自然と
刷り込まれていくんだなと。
これでは、
多様性を受け入れる感覚って
育たないと思うのです。
多様性って何も、
人種の違いや、性別の違う人だけのことを
指すのではなくて、
自分とは違う特徴や考えを持っている人を
認めて受け入れることのはず。
もちろん、お友達を困らせたり、
授業中に歩き回って、
授業が進まないことを
放っておいていいわけではありません。
でも、
同じ注意をするにしても
子どもに伝わるような
伝え方はあります。
・目線を合わせて体を触りながら。
・ゲーム要素を交えながら。
・やって欲しいことを具体的にシンプルに。
子どものタイプに応じた接し方や
伝え方を大人が工夫し、
子どもたちがのびのびと、
それぞれの個性を伸ばして
成長できるような環境が増えてほしい。
習い事でも家庭でも、
友達同士でもいいから、
「色んな子がいていいんだ。
どんな自分でも大切にされる存在だ」と
子どもたちが感じられる居場所が
増えたらいいな。
そんな思いが強くなった出来事でした。
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