おはようございます。
年に一度のお楽しみ? 主夫です。
先日、実家を整理していたら、「鎌倉にはコロツケがよく似合う」が有名な大正初期の作家、楠本平二郎の「倉鐘集」と「陸橋殺人事件」が出てきた。
読むと、「陸橋殺人事件」は酷かった。
トリックが陸橋を登るリズム音がモールス信号だったり、陸橋がそもそも少ないので伝わらなかったりで、逆に面白い。
もう一つの「倉鐘集」は面白かった。特に、書生の鉄がヤバい。
・眠り方は各各あれど「出」の字をして居るのは、鉄だけであらう。
・太閤さんの真似をして草履を懐に仕舞つたまま眠ってしまい風邪を引き、楠本の妻に看病をさせる。
・雑巾掛をしながら海に落ちる。(海に面した家だったらしく、ごろごろ転がっていったらしい(笑)。
・泥泥節(地方の踊り)を舞うては、海に落ちる。
楠本は彼を憎めなかったようで「愛する阿呆」としてたくさん頁をさいている。
「倉鐘集」の最後は、鉄が実家の九州に帰る話。帰省前、楠本と鉄が二人で鎌倉を散歩する場面はぐっときた。「鎌倉にはコロツケがよく似合う」は鉄に送った言葉だった。
楠本の事が気になって調べてみた。活躍したのはごく短い時期で文壇からは忘れられていたが、近年著作権切れの影響で多くの目に触れ再評価されているそうだ。
鉄についても調べたけれど、帰郷後、どういった人生を送ったのかは分からなかった。
後日、持って帰ってきた「倉鐘集」を函から出してみると、1枚の葉書が出てきた。見れば、祖父鉄吾郎宛のもので、差出人が楠元氏。
楠本が鉄のことを書いた「倉鐘集」から出てきた葉書が祖父鉄吾郎宛、差出人は鎌倉町の楠元眞二郎。
鎌倉在住の作家、九州の実家に帰った鉄。
そう言えば、祖父はコロッケが大好きだった。
ぼくの名前は漢字で書くと眞。
昨日まで、イクタケマコトの「マコト」は、曾祖母のマーゴットから付けられたものだと思っていたけれど、どうやら違ったようだ。
※いつものやつなので、本気にしないでください。1日夜に少し修正。
※31日のコメント返しは、後日行います。
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雨の中、読者の方をはじめ1000人以上の方が参加してくれました。
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