室蘭へ行く前夜、隣町の登別へ宿泊することにした。
硫黄泉が噴き出す「地獄谷」で有名な温泉街
そこに我サロンが入っているしおさい亭の系列ホテルが4軒ある
そのうちの1軒「まほろば 」に泊まることにした
函館も台湾や韓国からの観光客が多いがここの比ではない
北海道は彼らにとても好かれていると思う。
まほろばは硫黄泉、単純硫黄泉、酸性鉄泉、食塩泉、と4つの源泉を31もの湯殿で楽しめる
だけど、彼らは不思議と固まって入浴する。7.8人のグループが一気に湯殿を移動し一気に身体を洗う
どんなに多くても2.3人で別れて入浴する日本人には理解するのが難しい
彼らは大きな声で話をしているので、入るのに躊躇している高齢の邦人婦人3人組が湯殿と湯殿の間でどこに入る
?と困った顔で360度見回してた。
ゆっくり静かに入りたい人、みんなで楽しく話をしてリフレッシュしたい人。どちらも心と身体の疲れを取りにきている同じ目的。
でもその作法が違うと同じ場所で楽しめている人といない人がいるのが残念な気になる。
エステの予約をしていたので、残りは終わってからまた入ろうと上がったら
さっきのご婦人達も上がって水を飲もうとしていた。
あらら・・・露天風呂まで入らなかったのか
洗面台の横に給水機があり、髪が乾いていない韓国の子供が3人、立ちふさいでいる。
一番大きいお姉ちゃんが妹達に一つずつ水を汲んで渡していく。
渡された妹はその場で飲む。 最後の3つ目(本人の)を やけに多く入れているな・・・・ 待っていた婦人達がやめようか・・・と脱衣場に戻ろうとした時
ニコニコした笑顔でそのコップを婦人の一人に渡した・・・ へぇ~ 
ほかの2人にも妹達が真似をして汲んで渡す。
表情が曇っていた婦人達の顔が驚きと喜びに変わり
なみなみと注がれた水を美味しそうに3人顔を合わせて笑顔で飲んだ 
で、ちょっとその子達を見ていたら洗面台の端でドライヤーをかけている母を待っていたのだ。
他にも空いている場所はいくつかあるのに家族で1台を使い乾かしあっていた。
一見、団体で場所を陣取っている感じを受けるがそこにはそこのモラルがあったりする。
日本人は「譲ること」が美的道徳で、改札をすぐ通る、急いで使って場所を空ける、お年寄りに席を譲る。 でも実は先に自分ありき。
外国人は「与えること」が美的なので 必要なければ最初から座らない。
もちろん、譲れない日本人がいるように与えられない外国人もいる。
どっちが正しいかはわからないが、譲る精神を持って与える愛情を知ったら
もうちょっと視野が広がると思う。
何はともあれこの3人の婦人の心を一瞬でかえた少女よ・・・・私はあなたと将来仕事がしたい