怒涛のような一週間だった・・・。
“かーちゃん、俺の体、なんかおかしいから見てくれよ”の息子の一言が始まりだった。彼の体を見た私の全身に悪寒がはしった。
その日は祭日で、やっと主人が見つけた病院は二時間待ちの大混雑!
やっとの思いで診てもらったら、息子は10代では珍しい皮膚病にかかっていて、隔離室に入れられた。
帰りは雨の中、また私のフランス産の愛車はヒートオーバー。(先日、直したばかりなのに!)
私はその時、女性の月のものが始まり、全身が痛かった。
やっとの思いで家に帰り、その日から息子が激痛でうなされ、慣れない薬を飲み、私も心痛と月のもので感情が揺さぶり続けられる毎日だった。
強さとは、いったい何だろう?
私は一時、強さとはどんな時もぶれない心を持つことだと思っていた。
でも今は、そんなことはとうてい無理!!だと気が付いている。
愛する人、愛しい人、大好きな人達が苦しんでいる時に、
どうしても一緒に苦しくなり、感情が振り子のように揺れてしまう。
もし揺れない時は、どこかで(他人事)として自分のなかで線をひいている。
そのたびに、何度も何度も気ずくこととは・・・。
強さとは、【自分の中の最大の恐れと1つになる】ことが原点なのだということ。私にとって、最悪の状態の時にいつも関連してくるのが皮膚病なのだ。
私たちの最大の恐れとは死である・・・のかもしれないが、
死に至るまでの過程で、それぞれが最も恐れるものは、一人一人皆が違うもの。それは、私たちの男性性が確立する源がそれぞれ皆違うということでもあり、“官能美セッション”のワークの1つとなっている。
私にとっての一番の恐れは、私の男性性の原点。
怖い、怖いと逃げ回るのではなく。
頭からその恐れの中にドーン!と突っ込んで、その恐れと1つとなった時に本当の強さ、男性性のウィルパワーが目覚め始める。
それは、剥ぎ取るとすぐに脱げてしまう鎧の強さではなく、内部から炎のように燃える自由自在でしなやかな強さである。
高校生の息子が、隣の部屋で辛そうにうなっているとき、
“これは私に何を教えてくれているの?”と天に問いかけた。
すると、“愛せない自分の一部を愛するためです”とすぐに返事が返ってきた。
息子の症状を見るたびに、私の一部が“私を愛して、もっと愛して!”
と、叫ぶ声が聞こえる。
一番、目を覆いたくなる自分の一部を丸ごと舐めつくしてしまうくらい1つになれたら・・・。
きっと、私は最強の女になれるのだろうか。
私が持って生まれた気質は、【陰きわまって陽となる】のだと教わったことがある。
いつもはエネルギーレベルが底辺をうろちょろしている私なのだが、
低レベルが極まると、エネルギーがオセロのようにひっくり返り、自ら溢れ出す大量の光を放つ、女王となる。
“自分にとっての最高”とは、化けることが大好きなのかもしれない。
それは一見、“自分にとっての最悪”の仮面をかぶって、“さあ、私を愛してごらんなさい!”とばかりに私たちの前に立ちはばかる。
その最悪と1つになり、丸ごと愛したとたんにその化けの皮が剥がれ落ち、“私達にとっての最高♪を受け取る”ことができるのは、人間として生まれた醍醐味なのだと思う。
私達は皆1人1人が、最悪な状態から最高を産みだす神秘な力を持った“陰きわまり陽となる官能美な(女性性と男性性が統合された)存在なのだから♪
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