実は先日、うちの16歳半の華が亡くなりました。
思い出すのはあまりにも悲しく、泣けてしまったので、報告が遅くなりました。

昨年の春に口腔内、上顎に腫瘍を見つけ、昨年の10月と今年の4月1日に手術をしました。
この数年、わたしは避妊や去勢の手術すらしていなかったので、術前の様子を見ていた友人達は、わたしが手術をしたことに驚いていました。
(手術を止めていたのは、講演会活動で不在が多くなり、術後が心配だったので止めました)

  4月は術前に採尿し、手術の後は傷口に尿を掛け、抗菌剤を使いませんでした。
  休みの日にしたので、前夜に食餌はしたものの、朝から手術をし、かつては当たり前だった長時間の絶食はさせないで済んだのもあってか、麻酔から早く醒め、その夜には元氣になり、食餌を欲しがりました。そして、その後も食欲が落ちたり、下痢したりすることは一度もありませんでした。
尿を飲ませ、抗菌剤を使っていなかったので、身体にカビが生えるようなこともなく、腸内細菌が正常に働いていたのだと思います。

  亡くなる1週間前、再度大きくなってきた腫瘍を見た母は、「死んでも仕方ないから、手術して、腫瘍を取ってあげて!このまま腫瘍があるままにしないで!」と言いました。
顔が特別可愛いかった華の顔が崩れてしまうことが耐えられなかったのです。
脳に転移していたのか、時々ぼーっとするようになっていたのです。
しかし、手術に耐えられそうもない華のことを考え、わたしは最後の手段として、断食を選びました。
以前に何度か母に断食を提案しましたが、自分達や他の犬が食べるのもあり、「犬は食べるのが楽しみなのに、それは可哀想」と却下されたのです。

しかし、今回は固形物により口腔内の腫瘍を刺激したくなかったのもあり、また、エネルギーを治癒するために使わせるために、食べ物を消化するために余分なエネルギーを使わせないという目的でした。
かつて飲んだ美味しそうな液体の栄養剤、200cc、1080円は飲みたくなかったようなので、今回は尿…華のとわたし達親娘の尿、水素水、そして、ノニの入ったジュースを与えました。
最期の方は寝たきりが多くなりましたが、首を挙げ支えてやると、尿や水素水、ジュースをゴクゴク、ペチャペチャ飲んでいました。
断食7日目には酵素玄米の重湯も少し与えましたが、呼吸がいつもより苦しそうでした。
そして、7日目の夜、華は力尽きて亡くなりました。
しかし、口腔内の腫瘍は殆ど?全て?消えていたのでした。
華はあの世?次の世には顔面に出来る腫瘍の業、カルマはこの世で清算出来たのではないかと思いました。
断食前は顎が歪んでいたのですが、7日目には見た目はすっかり綺麗になり、子どもの時にやって来た(ブリーダー崩壊により、森の中でウロウロしていたのを捕獲されてやって来た)美人の華になっていました。

もっと早くにわたし達も一緒に断食をしてやれば良かったと思いましたが、後悔先に立たず。

華は16年前、生後4ヶ月ほどでやって来ましたが、小型で可愛かったので、真剣に探せば、わたし達以外にも欲しいという人がいたと思いました。しかし、母が「何度も飼い主が変わったら可哀想」と言って、うちで飼うことにしたのです。
母と昨年16歳で亡くなった猫との珍道中、北海道と沖縄以外を車で50泊以上の旅行をしてきたりはしましたが、「多頭飼育でなくて、他で飼われていたら、愛情を独り占め出来たのではないか」と不憫に思ったこともありました。
しかし、上顎という、どちらかというと珍しい症例で、内臓ではない、見える場所の腫瘍により、わたし達に断食の素晴らしさを見せてくれたのは、華が神様からのお遣いだったと思いました。

これからは食餌療法以外にも、断食、尿療法、海洋療法(タラソテラピー)、アーシングも取り入れ、自然療法、代替療法の獣医師として、皆様のお役に立てればと思います。

いつか母かわたしが「華の生涯」という本を書きますので、読んでいただけたらと思います。
笑いながら、泣けます💦

今、書きながらも泣けて、泣けて…。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます😊


獣医師清水馨子の自然療法の世界   
      ホームページご案内