認知心理学の考えによると、
「頭の良い人間とは問題解決能力のある人間」ということ。
まとめると、
①考える材料として十分な知識があること。
②その知識にもとに幅広く、適切な推論ができること。
③さらに、その上で自分の知識や推論を適切に判断して、それを問題解決に活かせるメタ認知があること。
※メタ認知・・・自分の個々の認知活動を上から俯瞰してみることができる認知のこと。
デッサンでいうと、「全体」をラフに描く→「細部」を仕上げながら、少し離れてバランス見る。
そして、微調整をしながら完成にもって行く感じでしょうか。
画家は「実体験中からの創造であり、書物の知識はそれを補強するものである」と思います。
画家仲間で、「やたら技法は知っている(技法オタク)が絵(実体験)を描くと独創性がなく、どこかで見たような絵ばかり描く人」がいました。
上記の②「適切な推論」て言っても、実体験を繰り返しながらの知識を足していかないと、「何が適切か?」がわからなくなる。
結局、「問題解決能力は、実体験+知識を俯瞰して結論を出すこと」といえる。
失敗も、深い発見であり前進の要素でしかありえない現象なのです。
次回は、日本画家「千住博論」を書きます。
とてつもなく、成功思考が強い画家であり「名声・地位・経済的成功」を手に入れ50代で自分の名を冠する美術館を完成させています。
現在、還暦の氏は類い稀な才能であることは間違いありません。今回の展覧会で出品された「高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博 展」で、氏は「たぶん最後の大作なるはず。体の限界を超えるまでやった」と対談で言っていました。
会期中、私は3回観ましたが「さすがスケールの大きさはあるが、美しさはあまり感じない」ことに少し悩みました。
私との接点も紹介しながら話しを進めて参ります。
※参考文献/40歳から何をどう勉強するか 和田秀樹著 講談社/高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博展 展覧会 公式パンフレット
●●日々の絵画教室から●●
先日は、「千住博展・鑑賞会」でした。
以下、作品解説をしました。
・岩絵具の特徴と可能性/日本のかたちについて
・戦後の日本画と、明治時代までの日本画は全く別物であることについて。
・千住博氏の仕事特徴/ブランディングについて。
・NYで日本画を「日本の美として評価させた方法」について。
・経済とアートについて。
・千住博氏の制作方法について、賛否がわかれるワケについて。
・「瀧図」の描き方について。
・千住博氏の成功にいたった、大恩人・伊藤順二氏について。
・千住博氏が無所属を選ぶ理由について。↓↓↓↓↓
Nさんの作品です。動物をクレパスで描くのが得意です。↓↓↓↓↓
Iさんは、透明水彩の最大の特徴である「滲み」「ぼかし」を練習しました。風景画の基礎となる技法です。↓↓↓↓↓
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