7月後半、僕はある行方調査に力を入れていました。
無事に見つけることができて、本当に良かったと思います。
当時の記事はこちら ↓
■2015/08/23 行方調査が一件落着しました
http://www.c-splash.com/article/detail.php/813/218016
その後、行方不明になっていた当事者である夫と、依頼者である奥さんとそのご家族と一緒にお話をする機会がありました。
通常、僕ら探偵は対象者になる人物とは接点を設けません。
なので、こう言った機会というのはほぼないのですが、今回は特別でした。
と、言うのも、この行方調査の本当の解決とは、見つけることではありません。
見つけた後、今後、どうしていくかの方が大事なのです。
つまり、いなくなった理由を事細かく詮索しても、当事者は心が苦しくなるだけです。
こうして、普通の生活に戻ってくることが出来た、それをしようと決断できたその勇気だけで、十分だと思います。
もちろん、依頼者側の心情としては、見つかったのはいいけれど、どうして?なぜ?と釈然としない想いがあることは僕にも分かります。
だからといって、依頼者側の肩を持つことは、当事者がまたいなくなってしまう理由を作るだけです。
僕は、当日、お二人から別々に今の心境を聞くことが出来ました。
今回の問題点、ことの経緯、そして今という時間。
二人に共通していたのは、お子さんへの想い。
本当に、これから先は、お子さんを悲しませるような状況にはなって欲しくないと思います。
今回の出来事を通して、そこを深く二人とも思い直し、家族として再出発して欲しいと願っています。
最後に、この機会に当事者から足取りについて聞くことが出来ました。
何月何日にどこにどのように向かっていったのか?
そして、最終的に、どこで意を決したのか?
僕の頭の中では、実際に行った調査と比較して、答え合わせ。
結論としては、僕らの調査はあながち外れていなかったし、結果的に発見に繋がる調査になったことを感じることが出来ました。
行方調査一つ取っても、そこにある背景はそれぞれ異なります。
その背景を踏まえ、行方不明者を発見する。
そして、見つけただけでは物事は解決しません。
元々あった背景を、キレイにしていくこと。
本当の解決はそこまでと僕は考えています。
当事者と依頼者の安堵している表情と、そこ周りにいるお子さん達の笑顔が印象的な調査でした。
