出会った頃と、今。
あの時は、上手くいっていたのに、今は、なんだか上手くいっていないな、と、言うことはありませんか?
夫婦が長らくいっしょに居ると、空気のように存在価値がお互い無くなってしまう現象が起きますが、それとは異なり、むしろケンカばかりするようになるという夫婦もあります。
それは、今まで見えなかった、相手の欠点が目に付くようになったり、または生活の中で考え方のすれ違いが出てくることに起因しています。
これは、心理的な距離が近すぎるために起きますが、この状態のことを、心理学用語で「ヤマアラシのジレンマ」と言います。
この「ヤマアラシのジレンマ」とは、二匹のヤマアラシが、寒い中、お互いが近づくことで、体を温め合おうとします。
しかし、ヤマアラシ。体は針で覆われています。
二匹は、温め合おうにも、その針で相手を傷つけてしまいます。
遠すぎても、近すぎてもいけません。
これは、日常生活の中にある人間関係と同じで、心の距離が近すぎれば、無用なケンカが増え、相手も自分も傷つけてしまう。
かといって、距離を取れば、心が離れて行ってしまう。
望んでそうなるわけではありませんよね?
しかし、人間関係が近しい間柄こそ、この「ヤマアラシのジレンマ」は起きます。
夫婦だけでなく、親子や親友、ビジネスパートナーと言った間柄もありえます。
近すぎた結果、お互いの想いが通じず、それはやがてケンカになり、そして、離婚や破門、解散と言った決別を選ぶことになります。
これでは、悲しいですよね。
想いを伝えたいくらい、大切な関係だったのに、それがあらぬ方向に向かってしまう。
こうなる前に出来ること・・・。
それは、相手のことを尊重したり、多少、心理的な距離を空けると言うこと。
がむしゃらに、お母さんがお父さんの役を補おうと思って、行動しても、それは、補うという行動にすぎません。
妻には妻。夫には夫。
それぞれの役割があり、尊重し合うことで、もっとよい関係を築くことが出来ます。
関わり合いが、苦痛になるようであれば、多少、距離を空けることも一つです。
心理的な距離が近すぎることで起きる崩壊。
そうなる前に、尊重するか、距離を空けるか。どちらも行うか。
ヤマアラシにならないように、自分らしい距離感を見つけてください。
浮気解決王の今野でした。