なにゆえ推し活をするのか。
そこに推しがいたから、と多くの推し活民はいうかもしれないのですが、
たとえば、この記事では、
https://note.com/testosterone/n/n850ddb62f0f5
ヤフーの会長さんが推し活を激推ししているわけですが、主にその効用は脳内麻薬のエンドルフィンが分泌されて幸福感がもたらされるところにあるというお話で、いにしえからの宗教儀式と同様の機能を果たしているということになっております。
それは確かにその通りで、遠方で開催されるライブに大勢で行くのは聖地巡礼そのもので、これはエンドルフィンのみならず、ファン同士の連帯感にはオキシトシンも影響してるだろうし、ライブの興奮にはドーパミンもアドレナリンも出るだろうし、セロトニンによる安心感や多幸感もあるだろうかと思われます。
一方で、オキシトシンは束縛や嫉妬を惹き起こすらしいので、同担拒否とか古参と新規の対立とかファンダム同士の反目の原因にもなりうるという負の側面もあるわけですが、これはあらゆる集団内や集団間で起こりうる普遍的現象ではあります。
この脳内物質の働きというのはどこまで本当なのかはともなくナラティブとしてはなかなか面白くて使いでありまして、この本がとても面白かったです。
宗教や推し活において脳内物質によって引き起こされる感覚や情動といった内部表現は、個人の幸福感のみならず集団の凝集性や連帯感を作り出し過酷な環境下での生存確率を高める機能として進化の過程で形成されたとおぼしく、一切皆苦の人生を渡っていくよすがとなりうるというわけです。
かくいう私も開業して数ヶ月間人生最大のピンチに見舞われたのですが毎晩推しの出演ドラマやライブ映像を見たり当時上映されていた映画を10回以上観に行ったりして救われた経験があり、推し活仲間も同じような経験をしておりそれぞれにコンバージョンの機会があると思われます。
面白いことに知人のクリスチャンが「クリスマスになるとみんなが私の推しのことで大騒ぎしているのが興味深い」と言ってましてやはり推し活と宗教には似たところがあるようです。
他にも推し活の「効用」として挙げられるのはなんといっても、ステージに立つスターたちのとてつもない大周天の臨場感を共有できることです。
(IUにライブクリップの中でもベスト大周天なのはこれ↓)
アーティストそれぞれにそれぞれの大周天の臨場感がありそれらに浸り同調して情報空間の中でスケールアップをはかるために足繁くライブに通っているわけです。
そしてもうひとつは割れんばかりの喝采。
多ければ数万人の喝采の中に没入できるライブ会場での臨場感は自分自身の喝采にもクライアントへの喝采にも転用できて最高です。
IUには I stan Uという曲があって、これは普段推されている側の彼女がファンたちに向かってわたしはあなたたちをずっと推してるからねというメッセージソングで推しとファンがお互いに喝采を贈り合うというとても感動的な歌で別ブログでも紹介しております。
https://ameblo.mom/technemakra/entry-12841458965.html
https://ameblo.mom/technemakra/entry-12842862395.html
精神科医療の経験とまといのばで学んだ気功やT理論などを活かした個人セッションもご提供しております↓



