…続き。


腫瘍…?わけわからない。なぜ?え?

パニックになっている私に、じっと座って耐えている息子

先生が、大学病院を紹介するから火曜日に行ってください、と。

きちんと治療をしないといけないこと

良性の可能性もあるが、悪性の可能性もある

悪性であっても今は昔と比べ、すごくいい治療が行われているから、きちんと治療をすれば大丈夫…

この教授はこの分野ですごい名医で全国から患者がやってくる、だからこの先生の言われたとおりに治療すれば大丈夫

15歳で発症して治療して30歳くらいになっている人を何人もみている

辛い治療になるかもしれないけど頑張って。

そのような言葉だったように思う


震えが止まらず心臓はバクバク

涙は止まらず、返事をするのがやっと…


どういうこと?

なんで?なぜ息子が?なぜ気付けなかったの…

待合室でも息子に謝るしかなかった、自分を責めるしかなかった…

息子はそのとき一瞬だけ、泣いた…

ごめんね。お母さん、ずっとそばにいるからね。絶対いるから!大丈夫だからね。

そう言った母に、息子はうなずき、もう涙は一切見せなかった

家までは車で数分

しっかり運転しなきゃ、でもどうしよう、あ〜

そう呟きながら家に着くと次女がいた

もう私は崩壊

次女は何がなんだかわからず…

息子を抱きしめながら、泣き叫ぶ母

次女に、腫瘍という言葉を伝えるのも怖くて…でも伝えなきゃ…で、やっと、やっと伝えた

娘にとっても大事な可愛い弟

どんなにびっくりしどんなにショックだったことか…

仕事場が隣接の我が家

やっとの思いで工場へ行き、義母に抱きついて泣いた
パパがびっくりしてやってきた

2人に言うと、2人も声を失っていた

が、あまりにも私がダメダメなので、2人は、しっかりしなきゃと思ったらしく、涙も見せず、いてくれた

私を心配して追いかけてきてくれた娘は、弟を一人にしておけないと判断したのか家に戻っていった

わたしも早く息子の元へと思って泣きながら戻った

息子はお友達と遊ぶ約束をしていたから、