中学の時、授業中急にお腹が痛くなり
早退して病院へ



何が見つかるわけでもなく、原因不明のまま
担任には妊娠を疑われていたと思う



高校の体育の授業中、言葉を発する事も出来ないくらいの痛みに襲われ
歩く事も、起き上がる事も出来なくなった



「これは体質ですから....
今の医療では、進行を止める事は出来ません」



18歳の私は、病院で言われる事に疑問も抱く
公衆電話から「手術が必要だって言われた」と母親に電話



胸元が開くようになっている下着
血栓が出来ないようにするためのストッキング
ガーゼと、傷口を止めているホッチキスの芯を外す器具



そんな物まで患者が買うのか...なんて思いながら



入院の準備は着々と進み
幾度に渡るあらゆる検査を受ける



大きな病院だったからか、内診を受ける時に
20名近くの新米の医者なのか、医学生なのかが
私をずらーと囲んだことも



いくら勉強のためだからといって
何の許可も無く同い年くらいの男性がこんなに並んで
向こう側から見ているかと思うと、あまりいい気分はしなかった




目が覚めるとともに、止まらない嗚咽
麻酔が切れて始めると、嗚咽によって生じる
腹筋の緊張に、感じた事の無い痛みが走る



思考が停止する



起き上がる事すら、困難なのに
次の日から歩かないといけない



ベッドから起き上がり、スリッパを履くまでに
相当な時間がかかり、トイレに行きたいと思ってから
起き上がっていては間に合わない



どうするかな.....



人間は学ぶもの



どうすれば、一番腹筋を使わないで
痛みを感じずに起き上がれるかを発見
「あぁ、これで少し楽になった」




....つづく








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