最後の言の柱

真の力 賢人の知 ミストの魔

万有その身に備えし者

汝かしこみて進め

これより先は天上の階

選ばれし者にぞ意あるなり

あれが『天陽の繭』か

歩み寄るアーシェ

その手には二本の剣

力を手に入れた

――そうだろ

息を整えるアーシェ

繭が剣に反応し

塔全体を

ミストが包みます

天陽の繭

その前に現れるのは

これは皆にも見えます

促すような手振りのラスラに

破壊があなたの願いなの?

私の義務は復讐なの!?

私は――

手を伸ばすがいい

そうだ バッシュに化けて

ダルマスカ王を殺したのは俺だ

父を殺したこの俺に

復讐せずにいられるか!

復讐心に駆られるアーシェとヴァン

そうだ それでいい 怨みぬけ!

斬りかかるガブラスを制したのは

――ひとりのジャッジマスターがいた

その男はナブラディアから奪った

『夜光の砕片』をわけもわからず発動し――

ナブディスを吹っ飛ばした

 

破魔石の威力を知りたがった

シドが命じた実験だ

 

あの危険な力を封じると誓った2年前

ジャアジョの鎧とともに捨てた名前は――

久しぶりだな ガブラス

だがな 掴むべきは復讐や絶望を

越えたその先にあるものだ

どれほどあがこうが 人は過去から逃れられん!

さぁ 過去に誓った復讐を遂げるがいい!

それが死者たちの願いだ!

アーシェを見るラスラ

そして

しかしアーシェの視線はヴァンへ

ラスラ―― 私 あなたを信じてる

 

あなたは――

言葉と共に

ラスラの幻影を切り払います

(なんと幻影の声はオキューリアでした)

幻影に向かって更に一閃

私は聖女なんかじゃない!

ダルマスカは長い歴史の間 一度も

『黄昏の破片』を使わなかった

 

私だ取り戻したかったのは

そういうダルマスカだった

『天陽の繭』を砕くわ

力がいらんというのか

では国を滅ぼされた屈辱はどうなる

――違う

兄さんはもう――

アーシェも続けます

破魔石を手放します

だが力なき者に未来はない 何も守れはしない

守るだと? 貴様が?

ランディスもダルマスカも 何ひとつ守りきれず

いいかげんに学んだらどうだ

守るべきものほど守れずに失うとな!

故郷と家族を捨てたあの時

貴様は永久に消せん罪を犯したのだ!

罪を背負った命なら

未来への希望を守る捨て石で構わん!

血に飢えた復讐者だ!

貴様も復讐の義務から逃げるか!

突如現れたのは

わからんか! 王女に剣を向けたその時

己が何を裏切ったかわからんか!

剣にも盾にもなれん奴だ

ラーサー殿護衛の任を解く

どこへなりとも消えてしまえ

シドに切りかかるガブラスですが

返り討ちにしたのは勿論

ヴェーネス

オキューリアは

人間を飼いならす餌として力を授ける

その誘惑を よくぞ拒んだ

破魔石欲しさにダルマスカの自由を奪っておいて!

おぉ 砕こうではないか

だからこそ封印を解いてもらったのだ

だがな オキューリアの剣は使わんぞ

繭が蓄えたミストが失われてしまうのでな

シドの手には3つの破魔石

そして天地に満ちたミストを

バハムートが喰らうのだ!

見ろ この光は狼煙だ!

それで人造破魔石かよ

神を踏み台にして何が悪い!

来い ファムランッ! わしの石を思い知れ!

ある程度HPが減ると

それが人造破魔石よ!

人間の石が生み出す力――

来いっ! ファムフリート!

(人造召喚獣!?!?)

(ではないっぽいです~)

(ィヨシャッ)

崩れるシド

近寄るバルフレアの前にはヴェーネス、しかし

かまわん ヴェーネス ――ここまでだ

この6年―― 実に楽しんだ

そしてシドは立ち上がりますが

情けない顔をしおって

馬鹿者めが

満足そうな表情に見えました

シドを見送る形と思いきや

ミストが燃える――

繭の―― 鼓動――

繭が裂ける――

できるだけ遠く――逃げるのよ

逃げきってみせて――

置いていく訳がありません!

アーシェ 剣だ! 繭を止めよう!

近付こうと必死になる二人を制します

さっさと逃げな

限界越えて 複合崩壊が始まってる

ナブディスに償う

止める間もなく

飛び掛かるレダス

このミストの激動は

世界の各地で

様々な民族が

感じていました

 

 

光に包まれた後

 

 

何とか逃げ切った様子のヴァン達

視線の先

吹き飛んだ塔の頂

 

 

 

(ここまで100時間弱!)

 

 

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